インド自動車販売、第2四半期末に成長軌道へ、GST減税が追い風

インド自動車販売、第2四半期末に成長軌道へ、GST減税が追い風

インド自動車工業会(SIAM)は10月15日、2025年度第2四半期(7~9月)と9月単月の自動車統計(出荷ベース)を発表した。年度第2四半期の自動車販売(乗用車、二輪車、三輪車の合計)は前年同期比6.1%増の707万297台と、プラス成長に転じた。9月単月でも、自動車販売は前年同月比5.6%増の255万7,757台で、3カ月連続のプラス成長となった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん
インドの自動車市場、2025年度第2四半期で6.1%の成長ですわ!しかも9月単月は3カ月連続で前年超え。全体的に明確な回復トレンドが見えてきましたわね。

セカくん
やっぱりGST引き下げが効いてるんすかね?9月末からたった9日間でも効果が出るって、すごいインパクトっす!

ボス
ふむ…でも乗用車だけは四半期では微減なんだな。売れてるのか売れてないのか、どっちなんだ?

コネ姉さん
それがポイントですわ、ボス。四半期全体では1.5%減でしたが、9月単月では4.4%増。つまり回復基調が月末に向けて強まってるという見方ができますの。

セカくん
二輪車と三輪車は絶好調っすね!特に三輪車は過去最高って、何が背景なんすか?

コネ姉さん
都市・準都市部での移動需要や買い替え促進策が背景ですわね。特に農村部ではスクーターの伸びが顕著で、消費回復の裾野が広がっている証拠ですの。

ボス
輸出も好調のようだな。インドって今、自動車輸出国としても成長してるのか?

コネ姉さん
おっしゃる通りですわ!乗用車も二輪車も過去最高の輸出台数を記録していて、特にアフリカ・中東・アジア向けの輸出が拡大してるんですのよ。

セカくん
メーカー別ではマルチ・スズキが減ってるのは意外っすね。逆にトヨタやシュコダが伸びてるのって何か理由あるんすか?

コネ姉さん
SUVや高価格帯モデルの人気上昇が大きな要因ですわ。マルチ・スズキは小型車が中心なので、消費者の嗜好変化にやや遅れを取ってるかもしれませんの。

ボス
なるほど…ディワリが近いってことは、今後さらに売れるってことか?

コネ姉さん
その通りですわ!ディワリは年内最大の商機。例年、10月はボーナス消費や贈り物需要で販売が急増する傾向がありますの。

セカくん
キーワードは「GST引き下げ」「輸出拡大」「セグメント別回復」「ディワリ需要」ってとこっすね!日本の部品メーカーにもチャンスありそう!

コネ姉さん
ええ、インド市場は今まさに製造・販売・輸出の三拍子が揃った成長局面にありますわ。日系企業の戦略再構築には今が絶好のタイミングですのよ!

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