広州医薬集団と北日本製薬が合弁協力へ、中医薬の国際展開を加速

広州医薬集団と北日本製薬が合弁協力へ、中医薬の国際展開を加速

中国製薬大手の広州医薬集団(以下、広薬集団)は10月5日、広薬集団の国際本部の広薬集団(マカオ)国際産業と北日本製薬が「広薬国際漢和至聖薬業有限公司合弁事業に関する覚書」を9月25日に締結したと発表した。署名式には、広州医薬集団のグループ企業の広州白雲山医薬集団の黎洪総経理と北日本製薬の西村一郎代表取締役が出席し、広薬集団の陳杰輝総経理が司会を務め、広州市の胡浩副市長も来賓として出席した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん
北日本製薬と中国の広薬集団がマカオで合弁会社を設立するのね。満量処方の漢方薬で日本市場に強みがある北日本製薬が、中国市場へ進出する大きな一歩ですわよ!

セカくん
わくわくするっす!これって、漢方薬が中国だけじゃなくて、東南アジアにも広がっていくってことっすよね?マーケットとしてはめっちゃ魅力的じゃないっすか!

ボス
ふむ…しかし漢方薬って、日本と中国で基準が違うんじゃないか?品質の面で問題は起きんのかね。

コネ姉さん
いいところに気づいたわね。そこを解決するために、今回の合弁では「標準化研究」と「GMP認証」がキーワードになるの。国際基準に沿った品質保証が目標なのよ。

セカくん
つまり日本の技術と中国の流通力を組み合わせて、品質も確保しながら海外展開を狙うってことか〜!ビジネスとしてはかなり戦略的っすね!

ボス
それにしても、なぜマカオが拠点なんだ?広州とか上海でもよさそうだが…。

コネ姉さん
マカオは「グレーターベイエリア(粤港澳大湾区)」の一角で、政策的に国際ビジネスや医療研究を優遇しているの。あと、東南アジアにも近いのがポイントね。

セカくん
しかも広州市は国際交通ハブって書いてあるから、物流拠点としても有利なんすね!今後の輸出戦略にめっちゃ効きそう!

ボス
ふむ、だが中国市場は競争が激しいだろう?他の製薬会社との差別化はどうするんだ?

コネ姉さん
満量処方の処方技術と、日中共同の品質認証が差別化の鍵になるわ。特に中医薬の信頼性を国際的に高めることが狙いなのよ。

セカくん
この覚書って、ただの提携じゃなくて、本格的な生産・流通まで視野に入れてるから、本当に実行力のあるプロジェクトっすね!

ボス
まあ、確かに夢物語ではなさそうだな。東南アジア市場を見据えてるってのも現実的だし。

コネ姉さん
そうね、日本の製薬企業が中国・ASEAN市場へ飛び出す好機なの。これからは漢方薬がグローバルヘルスの一角を担う時代になるかもしれませんわよ!

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