新潟の酒蔵、オーストラリアで販路開拓

新潟の酒蔵、オーストラリアで販路開拓

オーストラリア最大級の日本酒イベント「Australian Sake Festival」が9月27~28日、シドニーで開催された。新潟からは、酒蔵13社を含む県内企業が参加した。これに加え、新潟県酒造組合とジェトロは、新潟県の酒蔵限定のイベントを実施した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
新潟の酒蔵がオーストラリア最大級の日本酒イベントに出展って、すごく注目ポイントですわね。しかも単なる出展だけじゃなくて、テイスティング販売会や商談会まで行ってるなんて、かなり戦略的な動きですわよ。

セカくん:
わ〜すごいっすね!でもこれって、清酒をワイングラスで出すのってどういう狙いなんすか?日本っぽくないけど、逆に現地向けってことっすか?

コネ姉さん:
そうね、オーストラリアはワイン文化が根付いてるから、ワイングラスで提供することで親しみやすさを演出してるの。現地の食文化に合わせて「清酒×タパス」のペアリングも挑戦してるのよ、まさにフュージョン戦略ですわ。

ボス:
ふむ…トマトにミントとフェッタチーズ、それに純米酒を合わせるとはな。そんなもんが合うのか?正直、想像できんが…

コネ姉さん:
意外かもしれないけど、淡麗辛口の新潟清酒は繊細な旨味を持ってるから、塩気と酸味のある料理とも相性が良いのよ。現地の人たちも興味津々だったみたいね。

セカくん:
でも参加した酒蔵って、まだオーストラリアに販路がなかったんすよね?どうやって今回のイベントで取引に繋げたんすか?

コネ姉さん:
そこがポイントね。既存のルートに頼らず、新規のインポーターやバイヤーと直接会って、ブランド共創を目指す商談を行ったの。15件の商談ってなかなかの成果ですわよ。

ボス:
とはいえ、新しい市場に出るのはやっぱりリスクもあるだろう?現地の嗜好とか、販売チャネルの確保とか…その辺はどうなってるんだ?

コネ姉さん:
その点も考慮されてるの。現地の嗜好として、甘さ控えめでキレのある辛口が好まれている傾向を掴んだのが大きいわね。イベントを通じて顧客のリアルな声を収集してるのが強みですわ。

セカくん:
セラーメイツって卸会社も、にいがた酒の陣に参加してるんすよね?つまり日本側とも深い関係があるってことっすか?

コネ姉さん:
そうなの。セラーメイツは現地での流通を担うだけじゃなく、すでに新潟の酒イベントにも積極的に関与してるの。日豪をつなぐ橋渡し的存在なのよ。

ボス:
なるほどな…酒サムライって肩書きの人も関わってたみたいだが、それってどんな人たちなんだ?

コネ姉さん:
酒サムライは、日本酒の魅力を世界に広める活動をしてる人たちへの称号なのよ。今回セミナーを監修したシモーヌ・メイナード氏もその一人で、清酒と現地食文化を繋ぐ重要な役割を果たしてるの。

セカくん:
なるほど!こういう現地文化に合わせた展開って、日本企業が海外進出する時のヒントになりますよね!もっといろんな国でやってほしいっす!

コネ姉さん:
ええ、今回のようなローカル市場に根ざしたプロモーションは、今後の「清酒輸出戦略」のモデルケースになるかもしれないですわね。

ボス:
ふむ…日本酒って、やっぱり海外で戦えるポテンシャルがあるんだな。ちょっと見直したというわけだ。

コネ姉さん:
市場調査と文化適応を丁寧にやれば、日本酒もグローバルブランドになり得るって証明された事例ですわね。次はどこの国で展開されるか、楽しみですわ!

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