ドイツ北部のシュレスビヒ・ホルシュタイン州フーズムで9月16~19日、風力発電関連の見本市「HUSUM WIND 2025」が開催された。主催者によると、出展者は23カ国から約600社、来場者は51カ国から約1万2,300人で、前回2023年と同規模の開催となった。

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コネ姉さん:
「HUSUM WIND 2025」、ドイツの風力発電産業が本気でエネルギー転換に挑んでるのが伝わってきますわね。600社超の出展に、再エネ先進国デンマークが公式パートナー国っていうのも納得ですわ!
セカくん:
うわ~、超スケールでかいっすね!でも、日本企業の出展が少ないのはちょっと寂しいっす。日本の風力分野ってまだ出遅れてるんすか?
ボス:
ふむ…日本でも風力発電は聞くようになったが、こういう展示会に積極的じゃないのはなぜだ?市場性がないのか?
コネ姉さん:
日本は地形や風の条件、漁業権など課題が多いけれど、洋上風力では徐々に動きが出てきてますわ。でも欧州と比べると、やはり制度設計やサプライチェーン整備が遅れてるのは事実ですわね。
セカくん:
それって逆にチャンスじゃないっすか?ドイツやデンマーク、中国みたいに進んでる国から学んで、日本の再エネ戦略を強化できる気がするっす!
ボス:
中国企業も出展が多かったというが、今や再エネでも中国が主導権を握ってるのか?それは脅威だな。
コネ姉さん:
ええ、中国勢はコスト競争力と量産体制で圧倒的。ホールスポンサーまで務めるとは、風力業界でも存在感を強めてますの。でも、日本企業は高付加価値部品や制御技術など、ニッチ領域で勝機がありますわよ。
セカくん:
あと、グリーン水素とかリパワリングとか、風力と掛け算する分野も注目っすね!これってどういうことっすか?
コネ姉さん:
たとえばグリーン水素は、風力で作った再エネ電力を使って水を電気分解し、CO₂を出さずに水素を生成する仕組み。セクターカップリングってのは電力・熱・輸送などを一体的に最適化する考え方ですわ。
ボス:
ふむ…もはや風車だけの話じゃないんだな。蓄電や水素、そして人材まで含めた“再エネ産業全体”の話というわけだ。
セカくん:
ジョブフェアとか「Women in Wind」もすごく良い取り組みっす!技術だけじゃなくて、多様な人材を巻き込む姿勢が未来を作るっすね!
コネ姉さん:
そうですわ、日本も産業構造だけじゃなく、雇用の多様性にももっと注目すべきですわね。特に再エネは、次世代の人材育成に直結しますもの。
ボス:
次回は2027年か…。それまでに日本企業ももっと存在感を出せるようにしておきたいものだな。
コネ姉さん:
その通りですわ。風力×水素×人材というトリプル軸で、次のエネルギー競争を勝ち抜くには今が動き出すタイミングですの!