EU-ASEANビジネス協議会、ASEAN進出EU企業の景況感調査結果を発表

EU-ASEANビジネス協議会、ASEAN進出EU企業の景況感調査結果を発表

EU-ASEANビジネス協議会(EU-ABC)は9月10日、ASEANで事業展開するEU企業を対象にした景況感調査(EU-ASEAN Business Sentiment Survey、以下、調査)の結果を発表した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん
EU-ASEANビジネス協議会の最新調査結果、ASEANの将来性に期待する声はまだ強いけれど、前回より楽観度が下がっているのが印象的ですわね。

セカくん
「今後5年で貿易・投資が上昇する」と答えた企業が71%って、まだ多いけど、前年の86%からは減ってるっすよね。なぜ下がったんすか?

コネ姉さん
要因の一つは、米国の不安定な貿易政策による世界経済の混乱ですわ。企業が計画を実行段階に移したことで、短期的に様子見モードになったのもあるわね。

ボス
ふむ…つまり去年は「これから伸ばすぞ」だったが、今年は「計画は進んでるけど、慎重に様子を見る」ってことか。

セカくん
しかも、「ASEANが最も良い機会を生む」と答えた割合も減ってるっすね。2023年から毎年下がってるのが気になるっす…

コネ姉さん
米国の高関税政策が影響してると見られてますわ。ASEANが巻き添えで「不安定な市場」と見られつつあるのが背景ね。

ボス
米国が関税をまた引き上げたら、ASEAN企業にも打撃かもしれん。企業が慎重になるのも無理はないな。

セカくん
それで「不明」「評価中」って回答が69%もあるんすね。サプライチェーンの見直しもまだ動き出せてない感じっす。

コネ姉さん
ええ、製造拠点の移転などの判断には時間がかかるし、慎重さが際立っている状況ですわ。

ボス
それにしても「関税リスク」がこんなにも企業心理に影響を与えるとはな。やっぱり政治とビジネスは切り離せないということだ。

セカくん
逆に言えば、今こそ柔軟に動ける中小企業にはチャンスがあるかもっすね?大企業が慎重なら、ニッチな動きができるかも。

コネ姉さん
その通り。不透明な時期ほど、動ける企業が先行者利益を取る可能性もあるわ。ASEAN市場を「横並び」で見るのではなく、国別に分析することがカギですわね。

ボス
ふむ…状況は複雑だが、だからこそ準備と情報収集が重要というわけだな。

セカくん
EU企業が慎重になる中で、日本企業としてどう動くか、逆に戦略の差が出せるタイミングっすね!

コネ姉さん
リスクを理解した上で、国ごとの市場ポテンシャルに応じた進出戦略が、ASEANビジネスの成功を左右しますわよ。

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