トランプ大統領がFRBのクック理事解任を発表、FRBに対する影響力がさらに強まる可能性も

トランプ大統領がFRBのクック理事解任を発表、FRBに対する影響力がさらに強まる可能性も

米国のドナルド・トランプ大統領は8月25日、自身のSNSで連邦準備制度理事会(FRB)のリサ・クック理事を解任すると発表した。大統領によるFRB理事の解任は史上初。連邦準備法では、「各委員は、大統領により正当な事由によって解任される場合を除き、前任者の任期満了から14年間在職するものとする」と定められており、解任はこれを根拠とするもの。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん
トランプ大統領がFRBのリサ・クック理事解任を表明。史上初。根拠は連邦準備法の正当な事由、ただ疑惑未立証で法廷へですね。

セカくん
金利見通しに直結?ドル・米国債利回り・株のボラ、FOMCの利下げ期待シフトをどう読むかが論点っす。

ボス
そんなに大ごとか。FRBの独立性は守られるのか、政治の介入が強すぎんか、心配だな。

コネ姉さん
正当な事由は不正行為や職務怠慢の解釈が通説。未立証なら差止命令で長期化、司法闘争の公算ですわよ。

セカくん
解任成立なら理事構成が利下げ寄りに。議長・副議長の人選にも影響、政策バイアスが動くっすよね。

ボス
だがFOMCは地区連銀総裁も票がある。大統領だけで多数派は作れんのでは、というわけだ。

コネ姉さん
直ちに多数化は不可。ただ総裁人事は理事会承認が要件。理事の色が間接的に効く構図そうね。

セカくん
28年にNY・SF・リッチモンド総裁の任期満了見込み。後任承認でガバナンス影響が増すタイミングっす。

ボス
クック氏の嫌疑は住宅ローンの二重居住申請らしいが、クビの理由になるのか、よう分からんというわけだ。

コネ姉さん
事実なら信用失墜で正当事由の主張余地。ただ今は嫌疑段階。適法性と独立性の均衡が争点ですわよ。

セカくん
投資家はイベントリスク管理。利下げ前倒し観測、カーブの形、金融株EPS感応度を試算する局面っす。

ボス
もし裁判で大統領が負けたらどうなる。混乱だけ残るのか、というわけだ。

コネ姉さん
シナリオは三つ。差止で現状維持、解任成立で後任指名、和解で辞任。市場は不確実性を嫌う、要注意ね。

セカくん
FRB理事解任表明は史上初。独立性、FOMC構成、利下げ路線、司法闘争を軸にモニター継続っす!

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