欧州委員会は8月21日、同日発表した米国との通商協議を通じた合意に関する共同声明は公平で相互に利益をもたらす枠組みであり、両国の貿易と投資の安定性と予見可能性を回復する双方のコミットを示すものと評価した。

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コネ姉さん
EUと米国の通商協議で新しい枠組みが合意されたの。医薬品や半導体、木材などの関税は15%を超えず、航空機や一部資源はゼロ関税になるのがポイントですわ。
セカくん
おお!自動車はどうなるんすか?EUの産業に直結する大事なとこですよね。
ボス
ふむ…EUが米国製工業品の関税を撤廃した後に、米国が自動車関税を15%に引き下げるという順番らしいな。
コネ姉さん
そうなの。EUの自動車産業の競争力を守る仕組みになっているの。双方で段階的に調整していく形ね。
セカくん
でも気になるのはエネルギーっすよ。7500億ドル分を3年で米国から輸入って、依存度めちゃ高まるんじゃない?
ボス
確かにIEEFAは、輸入総額の7割が米国になると警告しているな。ロシア依存を減らしたら今度は米国依存か。
コネ姉さん
EUは「脱炭素目標に影響しない」と説明しているけれど、LNGや石油の輸入増は排出削減リスクになり得るのですわ。
セカくん
EUDRやCBAM、CSDDDも盛り込まれてるんすよね。つまり環境規制や人権デューディリジェンスと貿易を同時に進めるってことか。
ボス
企業にとっては関税の安定は助かるが、新しい規制への対応コストは避けられんというわけだな。
コネ姉さん
ええ、だから「公平で予見可能な枠組み」としつつ、持続可能性の観点を組み込んでいるのが今回の合意の特徴ね。
セカくん
まとめると、EU企業にとっては関税メリットと規制対応の二面性、EU経済全体にはエネルギー安全保障と脱炭素のバランスが課題ってことっすね!
ボス
なるほど…一見前進のようで、裏にはリスク管理の難しさが潜んでいるというわけだな。
コネ姉さん
まさにその通り。今回の合意は、米欧経済関係の安定と同時に、長期的な持続可能性の試練でもあるのですわよ。