中国の上海臨港新エリア管理委員会は6月20日、「ネットワーク構築型ゼロカーボンエネルギー国際協力モデルセンター」プロジェクトの調印式を開催したと発表した。同プロジェクトは同委員会と、奉賢区政府、中国康富国際リース、テスラ上海の4者による共同事業で、康富国際リースの子会社の上海康岙能源科技が事業実施主体となる。

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セカくん:うわぁ、ついにテスラの「メガパック」が中国の送電網に導入されるんすね!これってすごい事例っすよね?
コネ姉さん:その通りですわ。今回の臨港新エリアの蓄電プロジェクトは、中国のエネルギー転換を後押しする官民連携の先進事例として注目されてますのよ。
ボス:ふむ…テスラの蓄電池って車だけじゃないのか。電力網に関係あるとは知らなかったな。
コネ姉さん:ええ、「メガパック」は工場や都市単位の大規模な電力調整に使える蓄電システムですの。今回の投資は800億円規模で、電力ピークの調整や停電リスクの低減に貢献しますわよ。
セカくん:ってことは、再生可能エネルギー導入のカギになるインフラってことっすよね?中国はそこに全力投入してるんすね!
コネ姉さん:まさにそう。中国は「スマート需給調整」や「ピークカット」政策を推進していて、2027年までに全国で新型蓄電システムの整備を進める目標ですのよ。
ボス:でも、そんなにうまく進むもんか?新技術ってトラブルも多いんじゃないのか。
コネ姉さん:もちろん課題もありますが、今回のようにテスラが中国国内で生産拠点を持つことで、サプライチェーンが安定し、スピーディに展開できる環境が整っているんですの。
セカくん:しかも、生産能力は年間40GWhって…これってメチャクチャな規模じゃないっすか?
コネ姉さん:そうね。これは都市レベルのエネルギーシステムを支えられる規模。2030年までに臨港新エリアだけで30万kWh貯蔵+市場規模1,000億元を目指してるのも強気な計画よね。
ボス:テスラが中国でエネルギー企業になる日が来るとはな…。これはもうEVだけの話じゃないな。
セカくん:完全に「電力インフラ×脱炭素×スマート化」の勝負に入ってきてるっす!日本企業も負けてられないっすね!
コネ姉さん:ええ、これからは蓄電池市場やスマートグリッドの競争が国際競争力を左右する時代ですわね。日本も政策と民間投資の連携が急務ですわ。
ボス:ふむ、脱炭素もビジネスの時代というわけか。こりゃ、乗り遅れたら置いてかれるな。