フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領は5月22日、全閣僚の辞任を要求した。「職務遂行能力や、連携、緊急性を重視した再編と再調整のため」とし、大統領は今後、各省庁の成果を評価し、大臣の留任または交代を決定する。これまでに辞表を提出した52人の閣僚のうち、6人の留任、2人の交代、6人の異動が決定している。

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コネ姉さん: フィリピンのマルコス大統領、全閣僚に辞任を求めたのよ。政権再編の大なたですわね。政策の緊急性や省庁間の連携不足が背景にあるの。
セカくん: 全閣僚に!? そんな大胆な動き、政権にとってどんな意味があるっすか?中間選挙の結果も影響してるんすよね?
ボス: ふむ…確かにこれは驚きだな。閣僚52人のうち留任が6人って、かなりの入れ替えじゃないか。政策が変わるかもしれんということか。
コネ姉さん: 経済閣僚の多くは留任なのよ。つまり、経済政策は継続の意思が見えるわ。財務相や経済企画相などはそのままだから、投資家には安心材料ですわね。
セカくん: でも、娯楽賭博公社や土地銀行まで辞任って、政府系企業にも影響出てるってことっすよね?これ、経済の先行きに影響しないっすか?
ボス: 企業トップの交代で民間との連携にも変化が出るかもしれん。継続性を確保できるかどうかが焦点になりそうだな。
コネ姉さん: 分析では、貧困対策などが進まないことに国民の不満が高まっていたのも要因ね。だから今回の再編は、政策の実行力強化が目的ですの。
セカくん: 選挙結果もバランスが微妙だったっすよね。マルコス派5、ドゥテルテ派5、リベラル2って、上院もすごい拮抗してる構図っす。
ボス: なるほど、これは政権内だけでなく、議会でも力関係が問われる局面というわけか。サラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾問題も火種だな。
コネ姉さん: ええ、内閣改造は政権の立て直しだけじゃなく、中間選挙の結果を踏まえた政治的アピールでもあるの。支持層の拡大が狙いかしらね。
セカくん: 今後のキーワードって、「フィリピン内閣改造」「マルコス政権評価」「中間選挙の影響」「経済閣僚の留任」「ドゥテルテ派との対立」って感じっすか?
ボス: まさに政権の正念場ってやつだな。再編がうまくいけば求心力を取り戻せるが、失敗すれば逆風も強まる。
コネ姉さん: 今後のフィリピン政策を読み解くうえで、政治・経済両面から注視する必要があるわね。経済閣僚の動きと、上院のパワーバランスがカギよ。