好況のドイツ航空宇宙産業、エアバスが大きく貢献、防衛分野のビジネスにも期待の声

好況のドイツ航空宇宙産業、エアバスが大きく貢献、防衛分野のビジネスにも期待の声

ドイツ航空宇宙産業連盟(BDLI)は5月22日、ドイツ航空宇宙業界の2024年の売上高を発表した。同年の売上高は520億ユーロで、前年比13%増加し、国内の不況にもかかわらず、同産業が継続的な成長を続けていることを明らかにした。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
ドイツの航空宇宙業界、2024年は売上高520億ユーロ!前年比13%増で、不況下でもしっかり成長しているのは注目ポイントね。

セカくん:
すごいっすね!特に民間航空が18%増って…エアバスのA320シリーズがそんなに売れてるんすか?

コネ姉さん:
そう、A320シリーズが牽引役で、ハンブルクの製造拠点が中心なの。サプライチェーン全体が活性化したのよ。

ボス:
ふむ…しかしエアバス頼みってのはちょっと怖いな。他の柱がないとバランスが悪いんじゃないか?

コネ姉さん:
その通り、防衛分野の拡大が鍵とされてるわ。売上は横ばいだけど、特別予算の活用で今後伸びる可能性があるの。

セカくん:
なるほどっす!それに宇宙分野はまだ小さいけど、スタートアップが活発って熱い展開っすね!

コネ姉さん:
イザール・エアロスペースみたいな企業が登場してるし、ESAとの連携強化も業界成長のカギになるわ。

ボス:
政府に期待する声もあるのか。先行投資してるってことは、政治の後押しが必要なんだな。

コネ姉さん:
ええ、シェルホルン会長は防衛力強化や航空研究、宇宙開発支援を求めていて、政府のリーダーシップが問われてるのよ。

セカくん:
「Buy European」って戦略、気になるっす!これって欧州製を優先して買おうって話っすよね?

コネ姉さん:
そうよ、それにより欧州全体の技術的自律性や付加価値の向上が期待されているの。戦略的にも重要ね。

ボス:
ふむ…軍事も宇宙も民間もバランスよく育てていかんと、偏りすぎるとなかなか危ないというわけだな。

コネ姉さん:
その通りだわ。エアバス一極依存を脱却し、多角化を進めるのがドイツ航空宇宙産業の今後の課題ね。

セカくん:
でも、ヨーロッパ全体での連携が進めば、日本企業にも何かチャンスがあるかもっすね!

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