4月の消費者物価上昇率はマイナス0.22%、13カ月ぶりのマイナス
タイ商務省が5月6日に発表した2025年4月のタイの消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比でマイナス0.22%(前月は0.84%のプラス)となり、13カ月ぶりのマイナスとなった。
同省によると、4月のCPI上昇率は、主にエネルギー価格の低下などが要因となりマイナスに転じた。特に、燃料の下落(8.38%)、生鮮野菜(14.71%)などが大きく下落した。
引用元 JETRO:ビジネス短信


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コネ姉さん:
タイの4月CPIがマイナス0.22%で13カ月ぶりの下落ね。燃料と生鮮野菜の価格下落が主因だけど、コア指数はむしろ上昇してるのが注目ポイントだわ。
セカくん:
わっ、CPIマイナスってデフレっぽいっすけど、コア指数は上がってるってことは全体が冷え込んでるわけじゃないんすね?
ボス:
ふむ…価格は下がってるが、物の動きは止まってないってことか。しかし利下げってそんなに簡単にするもんなのか?
コネ姉さん:
物価が落ち着いてれば、中央銀行は景気刺激のために利下げしやすくなるの。BOTも4月に0.25ポイント利下げして、今年中にあと1~2回あると予測されてるわ。
セカくん:
利下げって具体的にどんな影響があるんすか?企業とか消費者にメリットあるんすかね?
コネ姉さん:
利下げで融資コストが下がれば、企業は設備投資しやすくなるし、消費者もローンを組みやすくなる。景気刺激には有効な手段よ。
ボス:
でもアメリカの関税政策の影響もあるんだろ?外からの逆風がある中で、利下げだけで対応できるのか心配だな。
コネ姉さん:
その点は確かに慎重な判断が必要ね。外需が不安定な中では、内需の支えが一層重要になるから、金融政策と財政政策の両輪が求められるわ。
セカくん:
じゃあ、タイは今、内需強化+政策金利調整でなんとか安定を保とうとしてるってことっすね。けっこう難しい舵取りっす!
コネ姉さん:
そうなの。今のタイ経済は繊細なバランスの中にあるから、BOTの次の一手にも注目が集まってるのよ。
ボス:
ふむ…利下げで経済を回すか、物価の安定を守るか。中央銀行も大変というわけだな。