スリランカ中央銀行(CBSL)は4月7日、2024年の年次経済報告書を発表した。同報告書はスリランカ経済について、2024年は着実な回復が続き、当初の予想を上回る成長が実現したと評価した。2022年の経済危機後の改革により物価上昇率が緩和し、対外債務の再編が完了してデフォルト(債務不履行)格付けから脱却したほか、経常収支および基礎的財政収支は黒字となった。


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コネ姉さん:スリランカ経済、2024年は5.0%の実質成長率と過去最高の1人当たりGDPを記録したんですのよ。2022年の経済危機から、見事にV字回復してきた印象ですわね!
セカくん:すごっ!でも、あのデフォルトしてたスリランカがどうしてここまで回復できたんすか?
コネ姉さん:大きかったのは対外債務の再編と、財政・金融改革ですわ。物価も落ち着いて、経常収支と財政収支が黒字になったのが信頼回復に繋がったんですのよ。
ボス:ふむ…でも新政権ってのが気になるな。また政治がゴタゴタしたら、せっかくの回復も止まりそうだが?
コネ姉さん:そこは今回、新政権が改革の継続を掲げており、一貫性のある政策が期待されてますの。政治的リスクは以前よりずっと低下していると言えますわね。
セカくん:産業別で見ると鉱工業が11%増ってすごくないっすか!?建設業も急成長してるみたいだし!
コネ姉さん:そうですわね。建設や鉱業はインフラ投資の回復に連動して伸びているんですの。観光業の再開でサービス業も大きく成長しましたわ。
ボス:観光か…やっぱりスリランカってそういう国だよな。自然も仏教遺産も多いし。宿泊・飲食が30%超の成長ってのも納得だ。
コネ姉さん:その通りですわ。観光が経済の起爆剤となっていて、外国人観光客の戻りが成長を押し上げている構図ですのよ。
セカくん:名目GDPが4,500ドル超って、国際的に見てどうなんすか?もう中所得国って言えるレベルっすよね?
コネ姉さん:ええ、ちょうど下位中所得国から中位中所得国へのステップアップ段階ですわ。重要なのはこの成長を持続可能にすることですのよ。
ボス:でも世界情勢のリスクって書いてあったな。アメリカの関税とか、やっぱ影響あるのか?
コネ姉さん:はい、外部環境の影響は大きいですわ。特に地政学リスクや貿易制限は、輸出依存度の高い国にはリスク要因になりますの。
セカくん:なるほど…でもインフレも落ち着いて、金利も下がってるなら、企業活動もしやすくなってそうっすね!
コネ姉さん:その通りですわ。融資がしやすくなっていて、中小企業の活動も活発化していますの。今後はイノベーションや人材育成がカギになりますわね。
ボス:ふむ…日本企業にとってはどうなんだ?ビジネスのチャンスはあるか?
コネ姉さん:十分ありますわ。インフラ、観光、再生エネ、医療機器など、日本の技術が活きる分野が多くて、今こそ戦略的パートナーシップを築く好機ですわよ!