マレーシアで環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)が発効し、2年が経過した。世界各地からクラフトビールを仕入れるMYBEER(マイ・ビア)は、2011年の設立以来、販路拡大に取り組み、2024年に初めてCPTPPを利用した。マイ・ビア創設者リム・ミリ氏に、協定活用状況と課題を聞いた。


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セカくん:おっ、マレーシアのクラフトビール輸入会社がCPTPPを活用って、めっちゃ具体的な事例っすね!CPTPPってよく聞くけど、実際の企業がどう使ってるのか気になるっす!
コネ姉さん:そうね、MYBEER社のように、中小規模の輸入企業がCPTPPを活用するケースは注目されるわ。特に酒類のような関税が比較的高い商品で恩恵が大きいのよ。
ボス:ふむ…でも、マレーシアではアルコールに対する税金が高いんじゃないのか?関税が下がっても、国内販売価格にはあまり影響ないんじゃ?
コネ姉さん:その通り、消費税や輸入許認可などの間接コストが残るから、価格全体に占める関税の割合はそれほど大きくないかもしれないわね。でも、事業者にとっては原価が数%下がるだけでも競争力になるの。
セカくん:CPTPPって、日本とかカナダとか、クラフトビールが人気の国が多いっすよね!調達先の選択肢が増えるってのも魅力なんじゃ?
コネ姉さん:その通りね。CPTPPは11カ国が加盟していて、参加国からの輸入に対する関税が削減または撤廃されるの。調達の多様化とコスト削減を同時に実現できるのよ。
ボス:だが、CPTPPを使うには、原産地証明とか結構手続きが煩雑なんじゃないか?中小企業にはハードルが高そうだな。
コネ姉さん:まさにリム氏もその点を指摘していたわ。CPTPPの利用には各国ごとに異なるルールを読み解いて、適切に申請しなきゃいけない。貿易の専門知識が求められるのが課題なのよ。
セカくん:でも、初めて使ったってことは、マレーシア国内でもCPTPP活用が“現場レベル”で広がってきたってことっすよね!
コネ姉さん:ええ、制度があっても実際に“使われる”までには時間がかかるの。MYBEERみたいなケースが増えることで、他の企業も続いていく可能性があるわ。
ボス:つまり、今後はCPTPPの「実務レベルでの普及」がカギになるというわけだな。
コネ姉さん:その通り。今後のキーワードは「FTA活用支援」「原産地証明の簡素化」「中小企業支援施策」。制度から“成果”へどう繋げるかがポイントね!
セカくん:ビールだけじゃなくて、ほかの食品・飲料や日用品でもCPTPP活用が進みそうっすね!めちゃ面白い事例っす!