インドネシアのアイルランガ・ハルタルト経済担当調整相は3月19日、プラボウォ・スビアント大統領が労働集約型産業への投資促進に向け、大規模な規制緩和を指示したと明らかにした。対象は繊維・アパレル、履物、食品・飲料、電子機器、家具など幅広い製造業分野とされる。政府はこれら産業の競争力向上と雇用創出を狙い、関連する許認可や貿易手続きを見直す方針だ。


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セカくん:おおっ!インドネシア、労働集約型産業への規制緩和を一気に進めるんすね!繊維や靴、食品とかって、日本企業も結構関係ありそうっす!
コネ姉さん:ええ、これは製造業全体の再活性化を狙った大きな政策ね。特に雇用創出と輸出拡大を両立させたいという政府の意志が強く出ていますわ。
ボス:ふむ…安価な輸入品との競争が激しいって話だが、それにどう対抗するんだ?
コネ姉さん:不当廉売、つまりダンピングへの対抗策として、関税強化や国内製品の価格競争力支援が入ってるの。同時にサプライチェーンの整備も進めることで対応するのよ。
セカくん:低金利融資も提供されるって書いてあったっすね。設備更新や自動化支援って、かなり思い切ってる!
コネ姉さん:そうなの。老朽化した工場の近代化が喫緊の課題で、そこに資金を投入することで、国際競争力の底上げを目指しているのよ。
ボス:行政手続きの簡素化ってのもありがたいな。法人設立や環境評価って、手間がかかるからな。
コネ姉さん:その点も見直し対象。手続きの迅速化で外資や中小企業が参入しやすくなるわね。特別タスクフォースまで作るのは本気の証拠ですわ。
セカくん:しかも国家戦略プロジェクト(PSN)に指定されたら、用地取得や税制優遇もつくんすよね?これは投資しやすい!
コネ姉さん:ええ、これで投資リスクを抑えて企業が入りやすくなる構造をつくっているの。インセンティブのパッケージ化も進むかもしれないわ。
ボス:でも、輸出先との関係も大事だろ?EUとの経済連携協定ってやつはどうなってるんだ?
コネ姉さん:IEU-CEPAね。それが発効すれば関税が下がって、繊維や靴の輸出に追い風になる可能性が高いの。規制緩和との相乗効果が期待されてるのよ。
セカくん:これ、サステナブル製品とか高付加価値品で日本ブランドが絡めたら、めちゃくちゃ相性いいかもっす!
コネ姉さん:まさにそれ。日本企業の技術や品質が、インドネシアの労働力や輸出基盤と組み合わされば、いい補完関係が築けるわね。
ボス:ふむ…これからの成長産業として見る価値はあるな。現地の変化に敏感でないと、チャンスを逃すかもしれん。