インドのナレンドラ・モディ首相は2月10~12日、フランスを訪問し、エマニュエル・マクロン大統領と会談した。モディ首相のフランス訪問は6回目。両首脳は防衛や原子力発電、宇宙分野など戦略的分野での両国間協力について協議し、25年以上にわたる「印仏戦略パートナーシップ」の重要性をあらためて確認する共同宣言を発表した。

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セカくん:
モディ首相、フランスに行ってたんすね!AI、原子力、宇宙分野での協力を強化って、かなり幅広い話っすね!
コネ姉さん:
そうね。インドとフランスは1998年から「戦略パートナーシップ」を築いていて、今回の訪問でさらに関係を深めたの。特にAI(人工知能)やデジタル技術、原子力発電、小型モジュール炉(SMR)などの分野での連携が注目ポイントよ。
ボス:
ふむ…フランスといえば、原子力技術が強い国だな。インドとどんな協力を進めるのか?
コネ姉さん:
今回、先進モジュール原子炉(AMR)や小型モジュール炉(SMR)でのパートナーシップを結ぶことで合意したの。フランスは原子力技術のリーダー国の一つで、インドは電力需要の増加に対応するために原子力発電を拡大したいのよ。
セカくん:
インドってエネルギー消費がどんどん増えてるっすよね?原子力発電の拡大で、安定した電力供給を目指してるんすか?
コネ姉さん:
そうね。インドは現在、火力発電への依存が高いけれど、カーボンニュートラルを目指して再生可能エネルギーと原子力の比率を高めようとしているの。フランスの技術協力で、安全性の高い原子炉の導入を進める方針よ。
ボス:
ふむ…安全性が確保できるならいいが、原子力はリスクもあるからな。で、AI分野ではどんな協力をするんだ?
コネ姉さん:
AI分野では、「印仏AI宣言」を発表したの。さらに、2026年を「印仏イノベーションイヤー」として、技術協力を強化するのがポイントね。具体的には、インド科学技術庁(DST)とフランス国立情報学自動制御研究所(INRIA)が協力して「印仏デジタル科学センター」を設立する予定よ。
セカくん:
おお、インドのIT技術とフランスのAI研究が組み合わさると、めっちゃ面白そうっす!インドのスタートアップがフランスの「ステーションF」に入居する話も、シリコンバレーみたいな感じっすか?
コネ姉さん:
そうね!「ステーションF」は、フランス最大のスタートアップ・インキュベーター施設よ。今回、インド発のスタートアップ10社が入居することが決まったから、インドのAIやデジタル関連企業がヨーロッパ市場に進出するチャンスが広がるわ。
ボス:
ふむ…経済だけでなく、安全保障にも関わる話がありそうだな。インド太平洋地域での三角開発協力とは何だ?
コネ姉さん:
これは、インド・フランスが第三国(特にインド太平洋地域)で気候変動対策やSDGsに関連するプロジェクトを共同で支援する取り組みね。インドはインド太平洋地域での影響力を高めたいし、フランスもこの地域への関与を強めたいのよ。
セカくん:
インド太平洋って、日本も関わってる地域っすよね?この動きって、日本にとっても影響あるっすか?
コネ姉さん:
もちろん、日本も「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を推進しているから、インド・フランスとの協力次第では、日本とも連携する可能性があるわね。特にクリーンエネルギーや気候変動対策の分野では、日印仏の協力が期待されるわ。
ボス:
ふむ…なるほどな。フランスはEUの中でも独自の動きをする国だから、インドとの関係を深めるのは戦略的な意味があるな。
セカくん:
インドとフランス、テクノロジーからエネルギー、国際協力まで幅広く動いてるっすね!これからの展開が楽しみっす!
コネ姉さん:
ええ、AIや原子力の協力がどこまで進むのか、今後の動きに注目ね!