ドイツ連邦議会選挙が2月23日、投開票された。投票率は82.5%と1990年以降で最高を記録し、国民の関心の高さがうかがえる選挙となった。

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コネ姉さん: ドイツ連邦議会選挙の結果が出たわね。CDU/CSUが第1党に返り咲いたけど、極右政党のAfDが第2党になったのは大きな変化よ。移民問題への不満が背景にあるみたいね。
セカくん: AfDってヨーロッパで問題視されてる極右政党っすよね? でも支持率が20%超えたってことは、ドイツ国内では移民政策に反対する人が増えてるってことっすか?
ボス: ふむ…ドイツは難民を積極的に受け入れてきたが、その反動が出てきたのかもしれんな。とはいえ、AfDが第2党になったとはいえ、過半数には程遠いな。
コネ姉さん: そうね。AfDは支持を伸ばしたけど、他の政党は連立を組むことを否定しているから、政権入りする可能性は低いわ。だから、CDU/CSUとSPDの大連立が有力視されているのよ。
セカくん: CDU/CSUとSPDって、政策的にはどう違うんすか? 連立を組むなら、どんな調整が必要になるんすかね?
コネ姉さん: CDU/CSUは保守派で経済成長や財政規律を重視する政党、SPDは社会民主主義で福祉政策に重点を置くの。特に「債務ブレーキ」の見直しが最大の争点になりそうね。
ボス: ふむ…「債務ブレーキ」ってのは、ドイツ政府が借金を増やさないようにするルールだったな。財政規律を守るか、それとも景気刺激策のために緩和するかが問題になるわけだな。
セカくん: でも、ウクライナ情勢とかヨーロッパの安全保障も重要っすよね? メルツCDU党首は「米国に依存しない欧州の強化」を掲げてるけど、NATOとの関係はどうなるんすかね?
コネ姉さん: そこがポイントよ。メルツ氏はアメリカ一辺倒の外交を見直して、ヨーロッパ独自の防衛力を強化したい考えなの。でも、ウクライナ支援の負担増や、フランスとの関係強化が必要になるわね。
ボス: なるほどな。アメリカが今後どう動くか分からんし、ドイツが独自路線を取るのは分かるが、果たしてうまくいくのか…。欧州の結束が求められる時期かもしれんな。
セカくん: てことは、ドイツの今後の政権がどんな外交・経済政策を取るか、日本にとっても影響がありそうっすね? 特に日本企業の欧州展開に何か影響しそうっすか?
コネ姉さん: そうね、ドイツの財政政策次第では、インフラ投資や再生可能エネルギー分野に影響があるかも。あと、移民政策の変化は労働市場にも影響するから、日本企業の現地採用戦略にも関わる可能性があるわね。
ボス: ふむ…ドイツ経済はEU全体に影響を与えるから、日本としても無関係ではいられんな。連立交渉の行方を注視する必要がありそうだな。