ブラジル産業界は、米国のドナルド・トランプ大統領が2月10日に発表した鉄鋼・アルミニウム製品の米国輸入に対して25%の追加関税を課す大統領布告への懸念を表明している。

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セカくん: トランプ大統領がまた鉄鋼・アルミニウムに25%の追加関税をかけるんすね!ブラジルの鉄鋼業界、めちゃくちゃ影響を受けそうっす…。
コネ姉さん: そうね。特にブラジルの鉄鋼輸出の61%が米国向けだから、この関税が適用されたら輸出が大きく落ち込む可能性があるわ。米国の鉄鋼輸入先では、カナダに次いでブラジルが2番目に大きい割合を占めているのよ。
ボス: ふむ…となると、ブラジル経済全体にも影響が出そうだな。ブラジルの産業界はどう反応しているんだ?
コネ姉さん: 全国工業連盟(CNI)や鉄鋼協会は強く反発しているけど、交渉による解決を期待しているわ。2018年の時は、数量割当制度で関税の適用を回避できたから、今回も同じ対応を求めているのよ。
セカくん: なるほどっす!「とりあえず報復関税!」じゃなくて、まずはアメリカと話し合おうってスタンスなんすね。
ボス: ふむ…だが、もし交渉がうまくいかなかったらどうするんだ?
コネ姉さん: その場合、ブラジルは米国向け輸出を減らして、他国の市場を開拓する必要があるわね。ただ、アルミ協会(Abal)は「米国市場を失った企業が他国に安値で売り始めると、ブラジル国内市場も飽和してしまう」と懸念しているわ。
セカくん: そっか…。国内市場に安い鉄鋼やアルミが溢れたら、ブラジルの企業も苦しくなるってことっすね。
ボス: ふむ…米国向けの輸出割合が高いからこそ、今回の関税の影響は大きいな。特に自動車や建設業界にも影響が広がりそうだ。
コネ姉さん: そうね。ブラジルの鉄鋼・アルミ製品は、米国の製造業、特に自動車産業にも供給されているから、米国内のコスト上昇にもつながる可能性があるわ。
セカくん: ってことは、この関税、アメリカ国内にもデメリットがあるってことっすね?
コネ姉さん: その通りよ。だから、ブラジル側は「ブラジルは米国にとって脅威ではない」と主張して、除外措置を求めているのよ。
ボス: ふむ…今後の米ブラジル交渉次第だな。もし数量割当制度が復活すれば、最悪の事態は回避できるかもしれん。
セカくん: そうっすね!ブラジルの対応次第で、この関税の影響がどうなるか大きく変わりそうっす!交渉の行方、しっかりチェックするっす!