ペルーのディナ・ボルアルテ大統領は1月31日、経済財政省、女性社会的弱者省、開発社会包摂省の大臣(閣僚)3人を交代させ、大統領官邸において新閣僚の宣誓式を行った。ボルアルテ大統領が2022年12月7日に就任して以降、今回の交代により累計59人が閣僚に就任したことになる。

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セカくん:
ペルーのボルアルテ大統領、また閣僚交代っすか!?就任以来、もう59人目って、めちゃくちゃ頻繁に変わってるっすね!
コネ姉さん:
そうね。政権の不安定さが表れているわ。特に今回は、経済財政相を含む重要ポストの交代だから、今後の政策にも影響がありそうね。
ボス:
ふむ…新しい経済財政相のホセ・サラルディ氏は、産業界からは評価されているようだな。どんな経歴の持ち主なんだ?
コネ姉さん:
サラルディ氏は、以前からペルー政府の経済政策に深く関わってきた人物よ。投資促進庁(Proinversión)の長官として外資誘致に取り組んでいたし、マルティン・ビスカラ政権では生産相も務めていたの。
セカくん:
つまり、投資促進やインフラ整備に強い人ってことっすね!でも、前任のアリスタ氏はなぜ辞任したんすか?
コネ姉さん:
公式な理由は発表されていないけど、地方政府関係者からの圧力があったようね。特に、地方振興の予算を巡る対立や、議会でのポピュリズム的な法案を抑えていたことで反発を招いていたの。
ボス:
ふむ…つまり、予算配分を巡る対立が辞任の背景にあるわけか。財政引き締めを重視しすぎると、政治的に厳しくなるんだな。
セカくん:
女性社会的弱者相と開発社会包摂相も交代っすね。でも、この2つの省、統合する可能性があるって報道もあるっすよね?
コネ姉さん:
そうなの。ボルアルテ大統領は2024年7月の所信表明で「2省の統合」を掲げていたの。でも正式発表はまだないから、今回の人事がその準備なのか注目されているわ。
ボス:
ふむ…でも、統合どころじゃなくて、政権は汚職対応に追われているんじゃないか?給食事業の汚職問題で批判が高まっているようだが。
コネ姉さん:
その通りよ。貧困地域の学校給食で食中毒が相次いだことで、汚職の疑いが持たれているの。開発社会包摂省が担当する事業だから、大臣交代で信頼回復を狙っているわね。
セカくん:
となると、今回の人事は経済政策の立て直しと汚職対応、両方を狙ったものってことっすね!でも、これで安定するのか、まだ分からないっすね。
ボス:
ふむ…ペルーの政権運営、まだまだ波乱がありそうだな。今後の動きに注目だ。