コンゴ民主共和国東部で反政府武装組織が勢力拡大

コンゴ民主共和国東部で反政府武装組織が勢力拡大

コンゴ民主共和国(DRC)の東部国境地帯で2025年に入り、隣国ルワンダ政府の関与が指摘される反政府武装組織「3月23日運動(M23)」が急速に勢力を拡大しており、北キブ州の州都ゴマ周辺では連日、DRC国軍との激しい戦闘が続いている。国際社会は停戦を呼びかけているが、情勢は流動的だ。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん:
コンゴ民主共和国(DRC)の東部、めちゃくちゃ緊迫してるっすね…M23が「ゴマ制圧」を宣言って、これは本格的な紛争に発展しそうっすか?

コネ姉さん:
その可能性は高いわね。M23は以前から活動していたけど、ここ最近で急激に勢力を拡大しているの。しかも、DRC政府はルワンダが背後で支援していると主張しているから、国際的な問題になっているわ。

ボス:
ふむ…ルワンダ側は「自国防衛のため」と主張しているが、国連はルワンダ軍の撤退を求めているんだな。しかし、国連の要請にルワンダが応じる気配はないようだな。

コネ姉さん:
そうね。国連の平和維持部隊(MONUSCO)も攻撃を受けて死者が出ているし、状況は深刻よ。さらに、両国は互いに外交官を引き揚げて、ほぼ国交断絶状態になっているわ。

セカくん:
しかも、首都キンシャサでは反政府デモが暴徒化して、大使館や商業施設が襲撃されたって…かなり混乱してるっすね。

ボス:
ふむ…フランス、米国、ベルギーだけでなく、ルワンダやケニアの大使館まで標的になったとはな。国際社会の対応に対する不満が高まっているんだろうな。

コネ姉さん:
ええ。各国も動き始めていて、米国、EU、中国、アンゴラなどがルワンダ軍の撤退を求めているし、東アフリカ共同体(EAC)も緊急首脳会議を開いて停戦を促しているわね。

セカくん:
でも、DRCのチセケディ大統領はむしろ「国軍の反転攻勢が進行中」と発表して、若者に軍への入隊を呼びかけてるっすね…。戦闘がさらに拡大しそうな流れっす。

ボス:
ふむ…それにしても、DRC東部は重要鉱物資源の産地だろ?この紛争、資源争奪も絡んでいるのか?

コネ姉さん:
その可能性は高いわ。DRC政府は、ルワンダがM23を通じて鉱物資源を強奪しようとしていると非難しているわね。東部にはコバルトやタンタルなど、ハイテク製品に必要なレアメタルが豊富にあるの。

セカくん:
えっ、それってEV(電気自動車)のバッテリーや半導体にも使われる重要な資源っすよね?世界経済にも影響が出るかもっすね!

ボス:
ふむ…資源問題と民族対立が絡むと、解決がますます難しくなるな。人道的危機も深刻化しそうだ。

コネ姉さん:
そうね。すでに50万人以上が避難を強いられているし、戦闘による死傷者も増えているわ。在DRC日本大使館も退避を検討するよう注意喚起しているから、今後の動向には要警戒ね。

セカくん:
事態はかなり深刻っすね…。今後の国際社会の対応がどうなるか、しっかり注目するっす!

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