南米最大規模の映画見本市「ベンタナ・スール(Ventana Sur)」が12月2~6日、ウルグアイの首都モンテビデオで開催された。この見本市は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで前回まで毎年開催されていたもので、今回で16回目となる。
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コネ姉さん:南米最大規模の映画見本市「ベンタナ・スール」が、初めてウルグアイのモンテビデオで開催されましたわね。今回で16回目ですが、開催地がアルゼンチンから移った背景には映画業界への公的支援の変化が影響しているようですわ。
セカくん:ウルグアイで初開催なんですね!でも、見本市のシステムや規模感には大きな変化がなかったってことは、関係者も違和感なく参加できたんすかね。
ボス:ふむ、映画配給会社の声によると「新作の買い付けはベルリン国際映画祭以降が中心だが、ネットワーキングの場として重要」とのことだな。中南米各国の関係者が集まる場としての価値が高いわけだ。
コネ姉さん:それに日本映画も注目されていますのよ!『ドライブ・マイ・カー』や『PERFECT DAYS』が話題になったことで関心が高まっているそうですわ。特に映画祭やSNSでの話題性がポイントみたいですの。
セカくん:SNSや映画祭での注目度が大事なんすね!でも、配給会社は直接日本企業と交渉するより、欧州のセールスエージェント経由が多いっていうのが興味深いっす。
ボス:ふむ、日本の映画配給会社も今回初参加したそうだが、中南米のプロデューサーや独立系の映画関係者と新たなネットワークを築く機会になったのだろうな。
コネ姉さん:はい、その通りですわ!特に欧州の見本市には参加しない中南米の業界関係者が多く集まるので、貴重なコミュニケーションの場になったそうですの。ウルグアイの産業振興策も後押ししていますわね。
セカくん:ウルグアイのパビリオンでは、映画・音響映像産業への補助金プログラムの説明もあったんすよね。ウルグアイが南米映画産業のハブになる可能性もありそうっす!
ボス:2025年はブエノスアイレスに戻る予定だが、2026年には再びモンテビデオで開催されると聞く。ウルグアイが今後どれほど映画産業に力を入れるのか、要注目だな。
コネ姉さん:ええ、今回の開催がウルグアイにとって映画産業振興の第一歩になれば素晴らしいですわね。日本映画のさらなる広がりにも期待ですわ!