ジェトロは10月2日から4日にかけて、ベトナムのホーチミン市内で、ともに同市の貿易投資促進センター(ITPC)、裾野産業発展センター(CSID)との共催で、「第13回ホーチミン部品調達展示商談会」を開催した。この商談会は、ベトナム最大級の工作機械と金属加工見本市の「METALEX Vietnam 2024」と併催で行われた。

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セカくん:ベトナムの展示会って日本企業にとってどういう意味があるんすか?やっぱり新しいサプライヤーとつながるチャンスですよね!
コネ姉さん:その通りですわ。今回の商談会は、日本企業にとって部品調達やグローバルサプライチェーンに参加する貴重な場ですし、特にベトナムの企業と新たな関係を築くことが重要ですわね。ホーチミン市のボー・バン・ホアン副委員長も、このつながりがベトナム企業の生産能力を高める大きな機会だと強調していましたわ。
ボス:ふむ、そんなに重要な場なのか。ベトナムの企業も結構参加してるんだな。何社くらい出展してたんだ?
コネ姉さん:今回の商談会にはベトナム企業20社、日系企業18社が出展して、3日間で1,600件以上の商談が行われたんですの。中には、商談の翌日に工場見学を行う事例もあったとか。かなり積極的なビジネス交流が進んだようですわよ。
セカくん:それってすごいっすね!でも、ベトナムから部品を調達する際に、価格面で課題があるって話も聞いたんすけど、どうなんですか?
コネ姉さん:そうですね、ベトナム企業からの調達は、特に価格競争力で課題が指摘されていますわ。最近では、中国からの移管が加速している中で、ベトナム企業のコスト面が弱点になっていることが問題視されていますの。
ボス:価格競争力か。中国の影響は大きいんだな…ただ、今回の出展企業数は去年より減ったと聞いたが、それも影響してるのか?
コネ姉さん:そうですわ、今回のMETALEX Vietnamに出展した企業数は11カ国・地域から202社で、前年の300社から約100社も減少しているんですの。全体的に規模が縮小してしまったため、出展した日系企業からも「来場者数が物足りなかった」という声が一定数ありましたわ。
セカくん:そっか、それでも日本企業は新しい供給先を見つけられたみたいっすよね!やっぱり現地の商談会は重要なんですね!
ボス:ふむ、そういう現場でのつながりが大事だというわけだな。ただ、ベトナムのコスト問題は解決しないと難しいかもしれん。
コネ姉さん:確かに、ベトナム国内のコスト競争力の向上が鍵ですわね。ジェトロも日系企業への部品供給を見据えて「ベトナム有望企業リスト」を更新していますし、現地企業との連携を深めるためのデータ活用が進んでいますわ。
セカくん:そういうリストを活用して、もっと良い取引先を見つけていくのが大事なんすね!これからも目が離せないっす!