オーストラリアのシドニーを拠点とするシンクタンク、ローウィー研究所(Lowy Institute)は9月22日、「アジアパワーインデックス2024年版(Asia Power Index 2024)」を発表した。同報告書では、インドのアジアにおける影響力が緩やかに拡大し、前年まで3位の日本を上回り、米国、中国に次ぐ勢力になったと明らかにした。

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コネ姉さん: オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所が「アジアパワーインデックス2024年版」を発表しましたわね。今回の報告で注目されるのは、インドが日本を上回り、米国と中国に次ぐ影響力を持つアジアで3位の国になったことですの。
セカくん: えー、日本を抜いたんですか!インドの影響力がこんなに上がっているのはどうしてなんすか?
コネ姉さん: インドの強みとしては、豊富な人口、大きな国土、そして経済規模がありますわね。「経済力」の指標では前回よりも4.2ポイント増加しているのがその理由ですわ。ただ、一方でインドは他のアジア経済圏との「経済関係」に消極的で、地域経済枠組みへの参画が少ないことが弱点とされていますの。
ボス: ふむ…確かにインドは大国だが、経済関係の面で課題があるとはどういうことだろう?
コネ姉さん: そうですね、インドは経済規模こそ大きいものの、他のアジア諸国との経済的な結びつきが弱いんですの。例えば、地域経済の連携を深める協定や経済枠組みへの積極的な参加が少ないのがその一因です。これにより、全体的な影響力を強める上での壁になっているんですわ。
セカくん: なるほど…でも、貿易や投資においてはインドが影響を与えている国もあるんですよね?どこが影響を受けてるんですか?
コネ姉さん: そうですの。インドが「貿易」で影響を与えているのはネパール、スリランカ、バングラデシュの順ですわね。また、「投資」についてはバングラデシュがインドへの依存度16.6%でトップ、その次がスリランカで12.7%、ネパールが8.4%という順番です。これらの国々へのインドの影響は、特に南アジアで強いと言えますの。
ボス: ふむ…インドは近隣国には影響を与えているが、アジア全体となるともう少し取り組むべき点があるわけだな。特に経済関係を強めることが課題のように感じる。
セカくん: そうですよね。でも、経済力が伸びているってことは、今後の取り組み次第ではさらに影響力を広げられる可能性があるってことっすよね?期待が高まります!