日本と米国、オーストラリア、インド(クアッド:QUAD)4カ国首脳は9月21日、米国デラウェア州ウィルミントンで首脳会合を実施し、共同声明を発表した(日本側発表、米国側発表)。クアッド首脳会合の対面開催は2023年5月に続いて4回目。


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セカくん:日米豪印のクアッド首脳会談がデラウェアで行われたんだね!「自由で開かれたインド太平洋」について話し合ったってことだけど、具体的にどんなことが決まったのかな?
コネ姉さん:クアッド首脳会談では、インド太平洋地域での安全保障や経済協力について、多くの分野で協力を進めることが確認されたわ。共同声明では、健康安全保障や海洋安全保障、重要技術の開発、質の高いインフラ整備など10項目が挙げられているの。
ボス:ふむ…特に注目するべきはどこだ?インフラや技術分野での協力はどういった内容なんだ?
コネ姉さん:例えば、質の高いインフラ整備では、海底ケーブルの敷設に1億4,000万ドル以上が拠出され、今後もこの取り組みが続く予定よ。技術分野では、オープンRAN(無線アクセスネットワーク)の展開が進められていて、パラオやフィリピンでのプロジェクトが予定されているわ。また、半導体やAI、バイオテクノロジーの分野でも4カ国で協力することが合意されているの。
セカくん:海底ケーブルや通信ネットワークの整備が進むと、インド太平洋地域全体のインフラが強化されそうだね!これで技術の進展も加速するのかな?
コネ姉さん:そうね、特に半導体やAIなどの重要技術は、各国の競争力を強化するために欠かせないわ。日米豪印投資家ネットワーク(QUIN)も、こうした技術への投資を促進するために設立され、民間主導の取り組みが期待されているの。
ボス:なるほど、技術革新やインフラ整備が進むことで、インド太平洋地域全体が発展するというわけだな。しかし、今回は中国に直接言及しなかったのが少し意外だ。
コネ姉さん:そうね、記者からもその点が指摘されたけど、ジェイク・サリバン大統領補佐官は、「クアッドは中国に対抗するためではなく、自由で開かれたインド太平洋を作るための協力が目的」と説明していたわ。中国も議題の一つではあるけど、メインテーマではないの。
セカくん:なるほど!クアッドの目的は中国を意識するだけじゃなく、もっと広い視点で地域の発展や安全保障を目指しているんだね。これでインド太平洋がもっと平和で安定した地域になるといいっすね!