マレーシアのゴム手袋製造大手スーパーマックス・コーポレーションは9月17日、米国テキサス州ブラゾリア郡の工場で、2025年1月までに商業生産を開始すると発表した(マレーシア証券取引所ウェブサイト内プレスリリース)。マレーシア企業が米国でゴム手袋の製造拠点を設けるのは初めて。

EU-ASEANビジネス協議会(EU-ABC)は9月10日、ASEANで事業展開するEU企業を対象にした景況感調査(EU-ASEAN Business Sentiment Survey、以下、調査)の結果を発表した。 引 […]
ジェトロは9月10日、大阪市で米国中西部セミナーを開催し、日本企業など58社・団体、64人が参加した。同セミナーはジェトロと米国中西部日米協会(MWJA)、大阪商工会議所の共催、在大阪・神戸米国総領事館商務部の後援により […]
バングラデシュの日本食レストラン「匠-TAKUMI」は8月12日、グラミンユーグレナと開発したユーグレナ入りの麵を採用し、ラーメンの提供を開始した。ユーグレナはミドリムシの呼称で知られており、栄養豊富な食材として注目され […]
Copyright © セカイコネクト
セカくん:おお!マレーシアの企業がアメリカで初めてゴム手袋の製造拠点を作るんだ!これってどういうこと?すごいっすよね!
コネ姉さん:そうね、スーパーマックスは世界的なゴム手袋メーカーとして有名だけど、アメリカに工場を作るのは初めてよ。これは現地での供給体制を強化して、貿易のリスクを減らすための一手段ね。
ボス:ふむ…どうしてわざわざアメリカに工場を?マレーシアで作った方がコストが安いんじゃないのか?
コネ姉さん:確かにマレーシアは労働コストが安いけれど、米国に工場を作ることで、輸入関税や物流コストを減らせるわ。それに最近、米国は中国からの医療用手袋に関税をかけたから、現地生産は競争力を強めるポイントね。
セカくん:なるほど!しかも、米国市場向けの売り上げが29%もあるんだね!これってかなり大きい割合っすよね?
コネ姉さん:そうね。アメリカ市場は非常に大きいから、現地生産を開始することでより市場シェアを拡大できる可能性が高いわ。特に、新型感染症の流行で手袋需要も増えているし、そこにうまく対応できる体制を整えているわけよ。
ボス:デジタル制御や自動化って話もあるが、どんな工場なんだ?
コネ姉さん:米国の工場は「スマート製造」プロセスを採用しているの。AIやロボット工学を使った自動化が進んでいて、人手に頼らず効率よく製造できるのが特徴よ。これも、労働力の問題を解決するための一環ね。
セカくん:AIやロボットで効率化か…未来的っすね!でも、これってどれくらいの生産能力があるんですか?
コネ姉さん:2025年には年間で最大48億双の手袋を生産できる予定よ。これだけの数を現地で作れるようになると、供給が途切れるリスクも減るわね。
ボス:ふむ…商業生産はいつから始まるんだ?
コネ姉さん:最初の試運転が2024年12月で、商業生産は2025年1月から本格化する予定よ。まずは24億双の生産能力でスタートし、徐々に増強していくわ。
セカくん:アメリカ国内の生産拠点ができると、物流もスムーズになるし、現地の医療機関にもすぐ対応できそうっすね。
ボス:まあ、そういうことか。関税も避けられるし、現地対応もできるなら、効率的だというわけだな。
コネ姉さん:その通りね。スーパーマックスがこうして現地生産を強化することで、今後さらに成長が期待されるわ。