1290年設立のポルトガル屈指の名門国立大学・コインブラ大学は8月22日、帝京大学とMOU(国際交流協定)を締結した。今回の協定締結は、ICT(情報通信技術)システム関連商社の内田洋行がコインブラ大学発スタートアップのテイク・ザ・ウィンドの臨床症例シミュレーター、ボディ・インタラクトを帝京大学に紹介したことが端緒となった。MOU締結を機に、コインブラ大学と帝京大学シミュレーション教育研究センター(TSERC)の交流などを進めていく予定だ。


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セカくん:ポルトガルのコインブラ大学って、めっちゃ歴史があるんですね!1290年設立ってすごい。今回の協定、どんな内容なんですか?
コネ姉さん:そうね、今回の協定は、帝京大学とコインブラ大学がICTや医療シミュレーション分野での協力を進める目的で結ばれたわ。特に、コインブラ大学のスタートアップ「テイク・ザ・ウィンド」の医療シミュレーター「ボディ・インタラクト」を、帝京大学が使うことが一つのポイントね。
ボス:ふむ…シミュレーターってのは実際に役に立つのか?やっぱり医者になるには現場での経験が大事なんじゃないか?
コネ姉さん:もちろん現場経験は大事よ。でも、ボディ・インタラクトは、現場に出る前に診療の流れや判断力を磨けるシミュレーションなんですって。40カ国語以上に対応しているから、グローバルな学習環境も提供できるのが強みね。
セカくん:医療分野での国際協力、めちゃくちゃ重要っすね!ポルトガルってITスタートアップが盛んって聞いたけど、コインブラ大学もその中心なんですか?
コネ姉さん:そうよ。コインブラ大学は「IPNインキュベーター」というスタートアップ支援施設を1991年から運営していて、今では多くの企業が成長しているわ。「テイク・ザ・ウィンド」だけじゃなくて、フィンテックの「フィードザイ」や通信ソフトウェアの「WITソフトウェア」もここから生まれたの。
ボス:ふむ、最近ポルトガルはそんなに活気があるのか…。でも、どうしてポルトガルの大学と日本の帝京大学がつながるんだ?
コネ姉さん:それは、ポルトガルがスタートアップや起業家の育成に力を入れている背景があるからよ。生活コストが安くて、投資もしやすい環境が整っているの。ウェブサミットも開催されていて、今後さらに注目されそうだわ。
セカくん:なるほど!日本とポルトガル、遠いけど、ICTや医療分野で一緒に成長できるなんてすごいっす!