マレーシア投資開発庁(MIDA)は9月4日、2024年上半期(1~6月)の投資認可総額が前年同期比18.0%増の1,600億リンギ(約5兆2,160億円、1リンギ=約32.6円)で、堅調に拡大したと発表した(MIDAプレスリリース)。うち、サービス業が14.4%増の972億リンギ(シェア60.7%)、製造業が34.1%増の601億リンギ(同37.6%)などだった。

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コネ姉さん: マレーシアの2024年上半期の投資認可総額が前年同期比で18.0%増加し、1,600億リンギに達したわね。特にサービス業と製造業が好調で、それぞれ14.4%増と34.1%増だったのが印象的ですわ。外国直接投資(FDI)が全体の46.6%を占めるのも大きな特徴ね。
セカくん: すごいね!製造業の外国投資が40.6%増の476億リンギって、かなりの成長じゃない?電気・電子製品が特に好調で、前年同期比2.9倍になってるのもすごい!
ボス: ふむ…オーストリアが最大の投資国で、電気・電子関連の投資が301億リンギもあったようだな。他にも中国、シンガポール、台湾、フランス、米国が続いているようだが、日本からの投資はどうして減少したんだ?
コネ姉さん: 日本からの製造業投資認可額は前年同期比で91.8%も減少し、6億2,907万リンギにとどまったわね。特に輸送機器向けの投資が14.2倍に増えた一方で、他の分野では減少が目立つわ。これは日本企業の投資戦略が変わった可能性があるわね。
セカくん: なるほど、投資する分野や地域が変わったのかもしれないね。でも、電気・電子製品のような成長分野には他の国々からの投資が集まっているみたいだし、競争も激しそうだね。
ボス: マレーシアの電気・電子産業は過去50年の実績があるとMIDAも指摘しているが、それが他の国々からの投資を引きつけている要因かもしれん。これからも成長が見込まれる分野だろう。
コネ姉さん: そうですわね。特に、テンク・ザフルル・アジズ投資貿易産業相が言及している「新産業マスタープラン2030」や「国家半導体戦略」、「グリーン投資戦略」が、マレーシアをさらに投資家にとって魅力的な場所にしているのは確かですわ。
セカくん: そうだね!質の高い投資を誘致し、持続可能な成長を目指しているマレーシアの動きは、これからも注目だね。
ボス: まあ、経済の多様化と製造業の競争力を高めることが重要だな。引き続き、どのように展開していくかを見守る必要がある。
コネ姉さん: その通りですわね。これでセッションは終了です。