第2四半期の実質GDP成長率、前年同期比2.5%に減速
トルコ統計機構(TUIK)の発表(9月2日付)によると、2024年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率は前年同期比2.5%と、市場予測(3.2%)よりも減速を見せた。季節・日数調整後の成長率(前期比、年率換算)では0.1%で、前期(1.4%)から減速した。
第2四半期の成長率を支出項目別にみると、GDPの最大項目の家計最終消費支出が前期の6.8%から1.6%へと大きく減速し、同期の成長に響いた。
引用元 JETRO:ビジネス短信
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コネ姉さん: トルコの2024年第2四半期の実質GDP成長率が前年同期比2.5%と、市場予測の3.2%を下回ったのね。特に家計消費の減速が大きく影響しているわ。前期の6.8%から1.6%への急減速が、全体の成長を鈍化させた要因ですわね。
セカくん: なるほど!インフレがピークの75.45%から8月には51.97%まで下がってるけど、それでもかなり高いよね。家計がインフレを見越して前倒しで商品を買っていた傾向が一服したってことか。
ボス: ふむ…政府支出も0.7%にとどまっているし、民間投資も0.5%と減速している。輸出は少し伸びたが、輸入がマイナス5.7%と縮小しているのは、どう影響しているんだ?
コネ姉さん: 輸入の縮小は、内需の減速を反映しているわね。シムシェキ国庫・財務相も言っているように、内需の寄与度が1.2ポイントに低下した一方で、純外需は1.3ポイントのプラス寄与となったわ。輸入の減少は貿易収支の改善にも寄与しているの。
セカくん: なるほど、外需の寄与がプラスになっているから、経常赤字の縮小にもつながっているんだね。でも製造業が2.9%減と低迷しているのは気になるなぁ。
ボス: 製造業の低迷は、国内外の需要の減少や供給チェーンの問題が影響しているかもしれん。他の部門、例えば建設や情報通信、金融・保険業などは好調だが、製造業は引き続き厳しい状況のようだな。
コネ姉さん: そうですわね。シムシェキ国庫・財務相も、トルコがディスインフレプロセスに入ったと述べているわ。これが持続的な経済成長の基盤を強化するための重要なステップとなるでしょう。
セカくん: これからの政策がどうなるか注目だね。恒久的な物価安定を目指すって言ってるけど、具体的な施策が気になるよ!
ボス: まあ、経済の安定化と成長の両立は簡単ではないが、今後の動きをしっかりと見守る必要があるな。これでセッションは終了だ。