フランスのエマニュエル・マクロン大統領は9月5日、新首相に中道右派「共和党」出身のミシェル・バルニエ氏を任命した。73歳のバルニエ氏はこれまで下院議員として、環境相や外相などの閣僚として、さらに欧州委員会の委員として、長く豊富な経験がある。英国のEU離脱ではEU側の首席交渉官を務め、困難で長期にわたる交渉をまとめ上げた実績を持つ。

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セカくん: フランスのマクロン大統領が新首相にミシェル・バルニエ氏を任命したんですね!バルニエ氏って、EU離脱交渉の経験もあって、すごいベテランなんですね。
コネ姉さん: そうね、セカくん。バルニエ氏は環境相や外相、欧州委員会の委員など多くの役職を経験していて、EUの首席交渉官として英国のEU離脱交渉もまとめた実力者よ。今回の任命は、下院での信任投票を乗り切るための戦略的な選択だったわ。
ボス: ふむ…しかし、極左の「不服従のフランス(LFI)」や極右の「国民連合(RN)」を除いた連立政権を目指していたが、なかなか安定した基盤を確保するのは難しいようだな。
コネ姉さん: そうなの。下院選挙ではどの勢力も単独で過半数を取れなかったから、マクロン大統領も連立の形成に苦労していたのよ。特にRNから不信任案に合流しない約束を取り付けたことが、今回のバルニエ氏の任命の決め手になったようね。
セカくん: でも、左派連合「新民衆戦線(NFP)」は強く反発しているみたいですね。「極右主導の政治は受け入れられない」とか、不信任案を提出するって言ってるし。
コネ姉さん: ええ、NFPやその構成政党からの反発は大きいわね。ジャン=リュック・メランション氏もマクロン大統領を強く批判して、デモへの動員を呼びかけているの。政局はまだまだ不安定なままね。
ボス: ふむ…政治の安定を図るのは容易ではないということだな。特に、マクロン大統領が官僚出身のリュシー・カステ氏を任命しなかったのも、そのあたりの理由があったというわけだ。
セカくん: そうっすね!カステ氏を指名しても、すぐに不信任案が可決されるという予測があったから、バルニエ氏を選んだんですね。これからのフランスの政局がどうなるのか、注目っす!
コネ姉さん: その通りね、セカくん。バルニエ新首相がどのような閣僚を選ぶのか、そして彼のリーダーシップでどのように安定した政権運営を図るのか、今後の展開が楽しみね。
ボス: うむ…バルニエ氏の手腕が問われるな。これからのフランスの政治の動きには、しっかりと目を向けていく必要がありそうだ。