第2四半期、非石油製品の輸出は前年同期比10.5%増加

第2四半期、非石油製品の輸出は前年同期比10.5%増加

サウジアラビア総合統計庁(GASTAT)は8月22日、2024年第2四半期(4~6月)の再輸出を含む非石油製品の輸出額が737億2,850万リヤル(約2兆8,385億円、1リヤル=約38.5円)で、前年同期比で10.5%増加し、再輸出を除く非石油製品の輸出も1.4%増加したことを発表した。非石油製品の製品別の輸出割合をみると、化学製品が全体の25.6%を占めた。次にプラスチック、ゴム、それらに関連する製品が24.3%だった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: セカくん、サウジアラビアの非石油製品の輸出が第2四半期に前年同期比で10.5%も増加したというニュースがあるけど、これはかなりの伸び率だわ。これについてどう思う?

セカくん: すごいっすね!非石油製品がこれだけ伸びるって、サウジアラビアが経済の多様化を進めている成果の表れかもしれないっすね。具体的には何が主力なんすか?

コネ姉さん: 非石油製品の中では、化学製品が全体の25.6%、プラスチックやゴム製品が24.3%を占めているの。これは、サウジアラビアが石油依存から脱却しつつ、製造業を強化している証拠ね。

ボス: ふむ、石油輸出が減少しているという話もあるが、それでも全体としては輸出が増えているのか。それはどういう影響があるんだ?

コネ姉さん: いい質問ですわ、ボス。石油輸出は3.3%減少しましたが、非石油製品の輸出が伸びたことで、全体としては輸出総額がわずか0.2%減少にとどまっています。この変化は、輸出の多様化が進んでいる証と言えるわね。

セカくん: 輸出の多様化って、今後のサウジアラビア経済にどんな影響があるんすかね?

コネ姉さん: 非石油製品の輸出が増えることで、サウジアラビアは国際市場での競争力を高め、石油価格の変動リスクを減らすことができるのよ。これにより、経済の安定性が向上する可能性があるわ。

ボス: なるほど、石油価格に振り回されずに済むというわけか。だが、国内産業の成長に伴う課題もありそうだが?

コネ姉さん: その通りですわ、ボス。新しい産業の育成やインフラ整備、労働力のスキル向上が求められるわね。でも、こうした取り組みは長期的には経済を強固にするわ。

セカくん: それってビジネスチャンスもありそうっすね!特に日本企業との連携なんて考えられませんか?

コネ姉さん: もちろんですわ。日本企業は技術力に優れているから、化学製品やプラスチック製品の製造技術で協力できる可能性が高いわね。また、インフラ整備でも協力の余地がありそうです。

ボス: ふむ…日本にとっても悪くない話かもしれんな。経済の多様化にどう貢献するかを考える必要がありそうだ。

セカくん: 今後のサウジアラビアとのビジネス、ますます注目っすね!

セカイコネクトアカデミーオンライン

記事を”読む”