韓国のLGエレクトロニクス（以下、LG）は7月25日、2024年第2四半期（4～6月）の業績（連結ベース）を発表した（添付資料表参照）。第2四半期の売上高は、前年同期比8.5％増の21兆6,944億ウォン（約2兆3,864億円、1ウォン＝約0.11円）、営業利益は61.2％増の1兆1,962億ウォンと増収増益だった。
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セカくん
それぞれの事業部門の成績も気になりますね。どの部門が特に好調だったんですか？
コネ姉さん
H＆A（ホーム・アプライアンス＆エアー・ソリューション）事業本部が好調でしたわ。売上高は8兆8,429億ウォンで前年同期比10.6%増、営業利益は6,944億ウォンとなりましたの。中南米やアフリカの新興市場での需要拡大が大きな要因ですわ。
ボス
ふむ、他の事業部門はどうなんだ？
コネ姉さん
HE（ホーム・エンターテインメント）事業本部では、売上高が3兆6,182億ウォン、営業利益が970億ウォンでしたわ。OLEDテレビの需要回復とwebOSの成長が売上を押し上げましたが、原価上昇で営業利益は減少しましたの。
セカくん
ビークルコンポーネント・ソリューションズ（VS）事業本部も気になります。自動車電装部品の売上高と利益はどうだったんですか？
コネ姉さん
VS事業本部の売上高は2兆6,919億ウォンで、営業利益は817億ウォンでしたわ。売上高は前年同期比1.0%増で、営業利益は黒字転換に成功しましたの。プレミアム車載用インフォテイメント製品の需要増加が成長の要因ですわ。
ボス
ビジネス・ソリューションズ（BS）事業本部の成績はどうなんだ？
コネ姉さん
BS事業本部の売上高は1兆4,644億ウォンで、営業損失59億ウォンでしたわ。売上高は戦略製品の販売拡大で前年同期比9.9%増でしたが、LCDパネルの原価上昇と新規育成事業への投資が続いているため、営業損失となりましたの。
セカくん
全体としては好調ですが、部門ごとに課題もあるんですね。LGの今後の展開が楽しみです！
コネ姉さん
ええ、その通りですわ。LGは主力事業の生活家電と電装事業の均衡ある成長を通じて、売上高と営業利益の過去最高を達成しましたの。これからも注目していきましょう。