外出禁止令が緩和、現地日系企業も操業再開へ

外出禁止令が緩和、現地日系企業も操業再開へ

バングラデシュでは、2024年7月上旬から公務員採用にかかるクオータ制度を巡り学生によるデモが頻発し、7月18日夜から携帯電話通信を含むインターネット接続が遮断され、7月19日深夜には政府が翌日以降の外出禁止令を発令した。これに続き、政府は7月21~23日を臨時休暇(General Holiday)に指定した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん: バングラデシュで公務員採用のクオータ制度を巡るデモが続いているんだね。どんな状況なの?

コネ姉さん: そうね、2024年7月上旬からデモが頻発していて、7月18日夜からはインターネット接続が遮断され、翌19日には外出禁止令が発令されたの。政府は7月21~23日を臨時休暇に指定したわ。

ボス: ふむ…その間、現地の企業はどうなっているんだ?

コネ姉さん: 現地の日系企業も外出禁止期間中は操業を停止せざるを得なかったわ。在宅勤務や工場の休業が続いたの。7月24日から一部外出が可能になり、政府機関や銀行も部分的に業務を再開したわ。

セカくん: 外出可能な時間帯に限り、現地の日本企業も再開しているんだね。インターネットの状況はどうなっているの?

コネ姉さん: 一部都市部ではブロードバンドのインターネット接続が復旧し始めているけど、携帯電話のデータ通信はまだ利用できないの。7月29日をめどに再開を見込んでいるわ。ただ、通信が安定せず、SNSの利用も難しい状況ね。

ボス: ふむ…デモの原因は何なんだ?

コネ姉さん: 1971年のバングラデシュ独立戦争を戦った「フリーダムファイター」の親族に対する公務員採用の特別優遇枠制度が問題になっているの。政府が2018年に制度を廃止することを決定したけど、最高裁判所が2024年6月に違憲判決を下したため、制度の改革を求めるデモが続いているの。

セカくん: なるほど!制度改革を求めるデモが続いているんだね。現地の日系企業は今後も状況を見ながら操業を再開することになるんだね。

コネ姉さん: そうね、外出禁止令やインターネットの復旧状況を見ながら、操業を再開するかどうかを決定していくことになるわ。今後の動向にも注目が必要ね。

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