南アフリカ共和国で6月30日にシリル・ラマポーザ大統領が閣僚名簿を発表した後、7月3日に就任式を終えた各閣僚はそれぞれの取り組みについて表明を始めており、いよいよ国民統一政府(GNU)が本格始動する。
ラマポーザ大統領は7月18日に中期戦略フレームワーク(MTSF)について演説する予定で、新政権の政策の方向性はそこで明らかになる見込みだ。
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セカくん: 「南アフリカで新しい国民統一政府(GNU)が本格始動したんですね。どんな状況なんですか?」
コネ姉さん: 「そうよ。シリル・ラマポーザ大統領が6月30日に閣僚名簿を発表し、7月3日に閣僚の就任式が行われたの。7月18日にラマポーザ大統領が中期戦略フレームワーク(MTSF)について演説する予定で、新政権の政策の方向性が明らかになる見込みよ。」
ボス: 「ふむ…新しい国際関係・協力相のロナルド・ラモラ氏はどんな外交方針を打ち出しているんだ?」
コネ姉さん: 「ラモラ氏は南ア国際問題研究所(SAIIA)主催のシンポジウムで講演し、非同盟かつ中立・等距離外交を基本としつつ、アフリカを重視する姿勢を示したわ。彼は人権や連帯、紛争の平和的解決を目指す外交理念を強調しているの。」
セカくん: 「具体的にはどんな内容ですか?」
コネ姉さん: 「ラモラ氏は『グローバルな諸課題に効果的に対処するには、世界中の進歩的な勢力間の連帯が必要だ』として、非同盟運動の強化を求めているわ。南アフリカは平和の追求において受動的ではなく能動的であり、大国間の競争に加担せず、対話を通じて平和を実現する統一的なアジェンダを主導すると述べているの。」
ボス: 「ラマポーザ大統領の活動も紹介されているんだな。」
コネ姉さん: 「そうね。ラモラ氏は、ラマポーザ大統領がアフリカ諸国の首脳らと共にロシアとウクライナを訪問したことや、南アフリカがイスラエルを国際司法裁判所(ICJ)に提訴したことを引き合いに出して、『南アは対等な立場で世界と関わり続ける』と述べたの。」
セカくん: 「今後の外交方針についてはどうなるんですか?」
コネ姉さん: 「GNU政権が発足したことで、中国やロシア寄りとされる南アフリカの外交姿勢が微妙に修正される可能性があるわ。専門家は、『今後は欧米との関係も含めてよりバランスを意識したものになるだろう』と指摘しているの。」
ボス: 「まあ、仕方ないな。新政権がどのような外交政策を展開するか注目だな。」
セカくん: 「これからの南アフリカの外交政策がどのように展開するか楽しみですね!」