三菱自動車、新型コンパクトSUV投入、ギザ・ピラミッドで販売開始セレモニー

三菱自動車、新型コンパクトSUV投入、ギザ・ピラミッドで販売開始セレモニー

三菱自動車のエジプト輸入販売店ダイヤモンドモーターズは6月10日、新型コンパクトスポーツ用多目的車(SUV)のアウトランダー・スポーツ(Outlander Sport)の輸入販売開始セレモニーをギザ・ピラミッド前の特設会場で開催した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん: 三菱自動車がエジプトで新型アウトランダー・スポーツを販売開始したって聞いたんですけど、これはどんな背景があるんですか?

コネ姉さん: そうよ。三菱自動車のエジプト輸入販売店ダイヤモンドモーターズが、6月10日にギザ・ピラミッド前の特設会場で新型コンパクトSUV、アウトランダー・スポーツの輸入販売開始セレモニーを開催したの。このモデルは若い世代に人気で、エジプトが中東・アフリカで最初の輸入販売国になったのよ。

ボス: ふむ…アウトランダー・スポーツはどんな特徴があるんだ?

コネ姉さん: アウトランダー・スポーツは、1.5リットルのガソリンエンジンと2WD、無段変速機(CVT)を備えているわ。先進的な内外観、安全装備、居住性、悪路走行性能が充実しているのが特徴よ。価格は標準グレードが137万5,000エジプト・ポンド(約462万円)、上級グレードが145万エジプト・ポンドで、同じ排気量の他モデルよりも低い価格設定になっているの。

セカくん: これってインドネシアで生産されているんですよね?

コネ姉さん: そうよ。アウトランダー・スポーツはインドネシアで「エクスフォース(Xforce)」として生産されていて、2024年からベトナムやフィリピン向けにも輸出が開始される予定なの。さらに、このモデルはドイツ・ハノーバーのiFデザインアワードでも受賞しているの。

ボス: エジプト市場での販売戦略はどうなんだ?

コネ姉さん: エジプト市場における販売戦略の柱は、成長潜在力が高い地域に魅力的なグローバル戦略モデルを投入することよ。エジプトは人類文明発祥の地として豊かな歴史と文化を持ち、未来に向けて大きな可能性に満ちている国と見込んでいるの。

セカくん: ダイヤモンドモーターズってどんな会社なんですか?

コネ姉さん: ダイヤモンドモーターズは、クウェートのアル・ムラ・グループが出資して設立され、三菱自動車の製品を50年以上にわたって供給している輸入販売店なの。

ボス: 関税についても教えてくれ。

コネ姉さん: エジプトの完成車の輸入関税率は1600cc超が135%、1600cc以下は40%と有利なの。そのため、ダイヤモンドモーターズの輸入販売モデルは排気量1500cc以下のモデルが中心になっているわ。

セカくん: なるほど、エジプト市場に合わせた戦略が取られているんですね。

コネ姉さん: その通りよ。エジプト市場の特性に合わせて、最適なモデルを提供することで市場拡大を図っているの。これからの展開にも注目していきましょう。

ボス: まあ、仕方ないな。これからも三菱自動車の動向を注視していこう。

セカくん: 僕も三菱自動車のエジプトでの取り組みに注目していきます!

セカイコネクトアカデミーオンライン

記事を”読む”