トルコ、ナイロンその他のポリアミドの輸入に対するセーフガード措置を決定

トルコ、ナイロンその他のポリアミドの輸入に対するセーフガード措置を決定

トルコ政府は11月19日付官報で、ナイロンその他のポリアミドの輸入に対するセーフガード措置(緊急輸入制限措置)の実施決定について公表した。
HSコード5402.31、5402.32、5402.51、5402.61、5402.45の物品輸入に対するセーフガード措置として、適用期間の3年間は追加財政課徴金が課される。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: トルコ政府がナイロンなどのポリアミド製品にセーフガード措置を発動したわ。対象は5つのHSコードで、今後3年間は追加関税がかかるの。

セカくん: うわ…追加課徴金って具体的にどれくらいっすか?そして日本は免除されてるんすか?

コネ姉さん: 残念ながら、日本は免除対象国に含まれていないのよ。輸入量によっても免除の適用可否が変わるの。

ボス: セーフガードってのは要は輸入制限みたいなもんか?なぜこんな措置をとったんだ?

コネ姉さん: 国内産業を保護するためね。特定国からの輸入急増で、国内生産者が打撃を受けてると判断されたからだわ。

セカくん: 中国やインドがかなりのシェアを持ってるってことは、日本の影響って大きくないんすか?

コネ姉さん: 確かに影響の規模は限定的かもしれないけど、HSコード5402.61では日本は第3位の供給国。企業によっては直接的な打撃もあるわ。

ボス: ふむ…こういう措置ってWTOルール的には問題ないのか?

コネ姉さん: 一定の条件下では認められているわ。でも、期間は原則3年で、透明性や手続きの正当性が求められるの。

セカくん: トルコ市場でポリアミド製品を扱ってる日本企業って、価格転嫁するしかないんすかね?

コネ姉さん: 一部は価格転嫁、あるいは現地生産や第三国経由での供給に切り替える戦略も考えられるわね。

ボス: 他国はどうなってる?免除されてるとこはどこなんだ?

コネ姉さん: 添付の官報付属表に書いてあるけれど、免除対象国は一部だけ。中国やインドなどは含まれていないから広範な影響があるのよ。

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