第30回日本カンボジア官民合同会議が9月3日にプノンペンで開催された。同会議は、日本政府とカンボジア日本人商工会(JBAC)が官民一体となり、日系企業の抱える課題についてカンボジア政府に解決を訴える場だ。今回は「ODA案件における免税レターの発行遅延に伴う課税問題」と、「環境規制の不透明な負担」「たばこの違法取引への取締強化」「商標保護および不正競争防止法の運用徹底」の4点を中心に議論が行われた。

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セカくん
日本とカンボジアの官民会議って、そんな具体的な課題まで話し合うんすね!物流問題とか、結構深刻そう…
コネ姉さん
そうね、特に今回はタイ国境の封鎖が大きな影響を与えているの。カンボジアは「タイ・プラスワン」の戦略拠点だけに、物流停止は日系企業の経済活動に直結しますわ。
ボス
ふむ…「タイ・プラスワン」ってのは、タイの代わりにカンボジアを活用するって話か?
コネ姉さん
そういうことですわ。タイの人件費が上昇したため、その補完地としてカンボジアが注目されてきたの。でも物流が止まれば、その魅力が減ってしまうのよね。
セカくん
それでODA案件の「免税レター」って問題は何なんすか?なんで課税されちゃってるんすかね?
コネ姉さん
本来はODA案件は免税対象なのに、カンボジア政府が必要な免税承認レターを遅らせるせいで、企業が一時的に税金を払ってしまっているの。資金繰りにも影響しますわ。
ボス
なるほど…制度があっても運用がうまくいかないと、企業は困るってわけだな。
コネ姉さん
その通り。今回、租税総局が手順の明確化に取り組むと回答したから、少し前進した形ね。ただ、まだ完全な解決ではないですわ。
セカくん
たばこの違法取引や環境規制の件はどうなったんすか?そこも結構気になります!
コネ姉さん
そこは残念ながら進展がなかったの。特に環境規制の負担は「外国企業だけが対象じゃないか」と不公平感が出ていて、違法たばこも市場から排除しきれてないのよ。
ボス
ふむ…真面目に税金払ってる企業が損するってのは問題だな。カンボジア政府も対策が必要だろう。
コネ姉さん
スン副首相もそこは認識していて、各省庁に対し「国全体の視点で対応するように」と求めていたわね。カンボジアの成長にも関わる問題ですもの。
セカくん
次回の会議までに解決を促したってことは、改善のチャンスありそうっすね!日本企業にとっても希望あるっす!
コネ姉さん
ええ、現地政府が真剣に取り組む姿勢を見せたことは評価できますわ。継続的な対話が改善を生む鍵ね。
ボス
ふむ…会議を重ねることで少しずつ前に進む、ってことか。まあ、地道な努力が実を結ぶと信じたいもんだ。
コネ姉さん
その通りですわ、ボス。日本企業が安心してビジネスできる環境作りのためにも、こうした対話の場はますます重要になってきますわね。