日本の農林水産省は7月、湾岸協力会議(GCC)加盟国のうち、カタールとオマーン向けの加工食品輸出に必要な衛生証明書の新しい様式を同省ウェブサイトで公開した。
これまで商工会議所で発行していた同証明書は、日本政府と相手国政府との間で協議を重ねた結果、新しい衛生証明書の様式となり、農林水産省が発行窓口となる。
これまで商工会議所で発行していた同証明書は、日本政府と相手国政府との間で協議を重ねた結果、新しい衛生証明書の様式となり、農林水産省が発行窓口となる。


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コネ姉さん
ついに日本の加工食品輸出において、カタールとオマーン向けの衛生証明書がリニューアルされましたわ。農林水産省が発行主体になるのは大きな変化ですわね。
セカくん
すごいっす!GCC諸国って衛生基準が厳しいって聞いたけど、これで輸出しやすくなるってことっすか?日本の食品メーカーにとって追い風っすね!
ボス
ふむ…だがそもそも、衛生証明書ってそんなに大事なのか?ちょっとした書類じゃないのか?
コネ姉さん
いえ、ボス。輸出に必要な衛生証明書は、食品の安全性を証明する“通行手形”のようなもの。これが整備されると、相手国の輸入許可がスムーズになりますの。
セカくん
てことは、これからカタールやオマーンに加工食品を出したい企業は、農水省を通じて証明書を取ればいいってことっすよね?手続きが一本化された感じっすか?
ボス
なるほどな…商工会議所から農水省に変わったってのは、政府同士で話がついたってことだな。ちょっと安心できるというわけか。
コネ姉さん
そうですわ。この変更は、日本とGCC諸国との信頼関係が深まった証でもありますの。特に冷凍・乾燥・製粉などの加工食品にとっては好材料ですわね。
セカくん
あれ、でも肉や魚、乳製品は対象外なんすか?なんでなんすか?
コネ姉さん
その通り。今回の新様式は「一般加工食品」が対象で、畜産・水産・乳製品などは引き続き別の輸出要綱に基づく手続きが必要ですの。ハラール認証なども関係してきますわね。
ボス
ふむ…たしかに宗教上の制限もある国だし、慎重になるのは当然かもしれんな。全て一括ではいかんというわけだ。
セカくん
でも缶詰とか冷凍食品なら、日本の企業でもすぐ参入できそうっすよね!中東のスーパーとかで日本ブランドがもっと増えるかもっす!
コネ姉さん
まさにそれが狙いですわ。信頼性の高い衛生証明を背景に、中東市場における日本食品のプレゼンスを高める好機ですの。
ボス
ふむ…まあ、仕方ないな。食で攻めるってのは悪くない。安全性と品質で勝負できるなら、チャンスもあるというわけだな。