コネ姉さん:
アフリカの2025年成長率は3.9％、下方修正されましたけど、21カ国が5％超の成長見込み。中でもルワンダ、エチオピアなどは7％超ですわ！

セカくん:
わくわくするっす！若い労働力に鉱物資源、それに自由貿易圏のAfCFTAまで…これって投資先としてのポテンシャル高いんじゃ？

ボス:
ふむ…だが一方で汚職や資金流出も深刻だというじゃないか。せっかくの資源が海外に持っていかれているとはもったいないな。

コネ姉さん:
その通りですわ。汚職による損失1,480億ドル、制度改革とガバナンス強化が経済成長のカギになりますのよ。

セカくん:
金融資本も注目っすよね！年金基金が2035年に1.1兆ドル、送金も5,000億ドルってすごい規模っす！

コネ姉さん:
そう、資金の流れを国内経済に活かせば、内需主導の成長が実現できるわ。特にフィンテックとモバイルバンキングが起爆剤ね。

ボス:
だがインフレも課題だな。15カ国が10％以上のインフレというのは、庶民の生活に直撃する話じゃないか。

コネ姉さん:
はい、さらに**債務の利払い負担も27.5％**に増加中。外資の流入は大事だけど、返済能力の維持がより重要になってきてますわ。

セカくん:
それでもグリーン鉱物資源の価値は高まってますよね？EVや再エネで使うレアメタル、世界が注目してるはず！

コネ姉さん:
その通り！アフリカは世界の**鉱物資源の30％**を保有。バリューチェーン構築の観点からも、持続的なパートナーシップが求められるわね。

ボス:
AfCFTA（アフリカ大陸自由貿易圏）は実現すれば輸出が5,600億ドル増加とか言ってたな。本当に実行されるのかね？

コネ姉さん:
課題はあるけど、物流インフラや関税統一が進めば、域内取引が爆発的に伸びる可能性がありますわ。東南アジアのASEANのようなモデルね。

セカくん:
日本企業としてはどういう関わり方があるっすかね？やっぱり技術協力とかインフラ系っすか？

コネ姉さん:
ええ、インフラ、エネルギー、教育、人材育成など多岐にわたるわ。サステナブルで相互利益型のアプローチがカギですわ。

ボス:
ふむ…成長の土壌はあるが、不確実性も高い。慎重に見極めながら、将来に備えて動いておく価値はあるというわけだな。