アルバニア議会選挙、与党の社会党が圧勝、ラマ首相4期目へ

アルバニア議会選挙、与党の社会党が圧勝、ラマ首相4期目へ

アルバニア議会選挙が5月11日に行われ、エディ・ラマ首相率いる社会党が国内における投票で得票率52.2%(前回比3.5ポイント増)、83議席を獲得し、定数140議席の議会で過半数を得た。一方、サリ・ベリシャ前大統領率いる民主党を中心とした野党連合は前回比5.2ポイント減の34.3%(50議席)で大敗した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:5月11日に行われたアルバニア議会選挙で、エディ・ラマ首相率いる社会党が得票率52.2%で過半数を獲得。政権4期目が現実味を帯びてきたわね。

セカくん:ラマ首相って2013年から続いてるんすよね?これで4期目って、すごい長期政権っす!

コネ姉さん:ええ、経済成長やEU加盟を掲げた安定感が評価されたんでしょうね。前回より得票率も上がってるのがそれを物語ってるわ。

ボス:ふむ…でもEU加盟は2030年までって話だが、実現は難しいんじゃないか?

コネ姉さん:その指摘は鋭いわ。加盟交渉のハードルは高く、現実的にはそれより先になる可能性が高いの。ただし国民の83%が加盟を望んでいるというデータは大きな支えね。

セカくん:経済成長率も堅調みたいっすね!EU平均より高いって、意外とポテンシャル高い国っすか?

コネ姉さん:その通り。観光や建設、消費が成長をけん引していて、2025年以降も4%前後で推移する見込みよ。

ボス:だが経常赤字は広がってるんだな。輸出が伸び悩んでいるのか?

コネ姉さん:そうなの。輸入の増加が原因で、輸出構造の強化が課題ね。とはいえ、インフレは2.6%と落ち着いているから、全体としてはバランスの取れた経済運営よ。

セカくん:対内直接投資も過去最高ってことは、海外企業も注目してるってことっすか?

コネ姉さん:そうね。特にイタリアやオーストリア、トルコなど近隣国からの投資が多くて、製造や不動産分野で活発なの。

ボス:日本企業にとっては、投資先として現実味はあるのか?

コネ姉さん:政治的安定性と低コストな労働市場、欧州市場へのアクセスを考えると、特に中小製造業やITアウトソーシングには可能性があるわ。

セカくん:初めて在外投票も導入されたって、民主化の進展ってことっすか?

コネ姉さん:ええ、制度の整備が進んでいる証拠よ。EU加盟を見据えたガバナンス改革の一環とも言えるわね。

ボス:なるほど、経済と政治が着実に前進している国ということか。注目しておいて損はなさそうだな。

コネ姉さん:まさにその通り。アルバニアは今、静かに投資先としての存在感を高めているの。中長期視点での関心が必要ですわ。

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