メキシコのマルセロ・エブラル経済相は5月12日に出席したイベントで、2026年に予定されている米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の見直し交渉について、2025年後半に前倒しして行う可能性を示した。同イベントは「メキシコ・北米経済サミット-USMCAの先へ」と題され、メキシコ経営者連合会(COPARMEX)が主催した。

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コネ姉さん:
メキシコのエブラル経済相が、USMCA(米・メキシコ・カナダ協定)の見直しを2025年後半に前倒しする可能性を示したのは、メキシコがこの交渉で主導権を握りたい意図があるのかもしれないわ。
セカくん:
へぇ〜!USMCAの見直しって2026年予定じゃなかったんすか?それを早めるって、なんで今なんすかね?
ボス:
ふむ…そんなに急ぐ必要があるのか?前倒しで何かメリットがあるのかね?
コネ姉さん:
経済相は「運用が明確になる」と言ってるから、見通しを早く立てて、企業が長期投資しやすい環境を整えたいのだと思うわね。
セカくん:
それにしても、トランプさんが言ってた“中国からの自動車部品の迂回輸出”の話、これが焦点になるんすか?
コネ姉さん:
その可能性は高いわ。原産地規則の厳格化は大きな論点になるでしょうね。特に自動車産業への影響は計り知れないわ。
ボス:
原産地規則が厳しくなると、日本企業がメキシコ経由でアメリカ市場に出すのも難しくなるのか?
コネ姉さん:
そうね、日本企業にとっても間接的な影響は避けられない。サプライチェーン全体の再構築が必要になるかもね。
セカくん:
でも経済相は「北米がアジアと競争するには三国が一体に」とか言ってたっすよね?だったら分断は逆効果っすよね!
コネ姉さん:
その通りよ。USMCAは北米経済圏の競争力を高めるための枠組みだから、過剰な制限はかえって統合を弱めかねないのよ。
ボス:
メキシコとしてはアメリカだけじゃなくて、他地域への輸出も強化したいって話もあったな。それは現実的か?
コネ姉さん:
目指すべき方向ではあるけれど、現状では輸出の大半が米国向けだから、短期的には米国との関係が最重要なのは間違いないわ。
セカくん:
イノベーションやサプライチェーン強化のために、政府の役割も大きくなるってことっすね!
コネ姉さん:
まさにそう。今後のUSMCA見直し交渉は、単なる貿易協定の更新じゃなく、北米全体の産業政策に大きな影響を与えることになるわ。
ボス:
ふむ…これは一企業の話では済まんようだな。日本としてもこの動き、しっかり注視する必要があるというわけだな。