日本とタイ両政府は4月29日、産業競争力向上などについて閣僚級で議論する「エネルギー・産業対話(EID)」を立ち上げ、第1回対話をバンコクで実施した。また、サイドイベントとして「日タイ自動車産業を担う次世代人材輩出に向けたラウンドテーブル」を開催し、自動車関連企業などが参加した。


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コネ姉さん:
今回の日タイ「エネルギー・産業対話(EID)」は、単なる経済協力じゃなくて、脱炭素や次世代人材育成を含む包括的な産業戦略ですわね。特に自動車産業を軸にしてるのがポイントですわ。
セカくん:
日タイって60年以上も自動車で協力してたんすね!でも、なんで今になってEIDみたいな枠組みを始めたんすか?
コネ姉さん:
それはエネルギー転換と脱炭素化の世界的な流れに合わせて、日本もASEANの成長と環境対応を両立させる戦略を強化しているからですの。
ボス:
ふむ…昔は部品作ってればよかったが、今はソフトとか電動化まで話が広がってるってことか。
コネ姉さん:
まさにそう。今の車は「走るIT機器」ですもの。ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)に対応できる人材育成が急務ですわね。
セカくん:
タイでもそういう高度人材って育ってるんすか?日本式の経営とか教育って受け入れられてるのかな?
コネ姉さん:
タイは親日国で、教育連携も活発ですわ。すでに7万人以上の産業人材を日本が支援して育てた実績もあるのよ。
ボス:
ほう、それなら人材の質も期待できそうだな。ただ、循環経済とか脱炭素って難しそうだが…。
コネ姉さん:
だからこそ日系企業もリサイクル技術やカーボンフットプリント管理を共有して、現地の生産性と環境対応を両立させる支援をしてますの。
セカくん:
企業どうしでも覚書を9件も交わしたって、連携の本気度が伝わるっす!これってタイを「次のEV生産拠点」にする動きっすか?
コネ姉さん:
そう、タイはASEANのハブとして注目されてるわ。日タイ連携でピックアップやエコカーに続く「EVの輸出拠点化」を狙っているの。
ボス:
なるほどな。時代は変わったが、協力関係は変わらずというわけだ。いい流れじゃないか。
コネ姉さん:
まさにその通り。次回EIDでの進捗報告に向けて、政府と企業が一体となって動いていくのが今回の意義ですわね。
セカくん:
すごいっす!こういう長期的な産業ビジョン、日本企業もどんどん活用していきたいっす!