3月のCPI上昇率、前年同月比13.6%
エチオピア統計局(ESS)は4月11日、2025年3月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比13.6%と発表した。
項目別での上昇率は、食料品・非アルコール飲料が11.9%となった。特にエチオピアの主要輸出品であるコーヒーを含む非アルコール飲料(50.2%)が最も高い上昇率を示し、生活必需品である油脂類(36.3%)も大幅に上昇した。
引用元 JETRO:ビジネス短信


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コネ姉さん:エチオピアの2025年3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は13.6%ですわ。かなり高水準で、特に非アルコール飲料と交通費の上昇が目立ちますのよ。
セカくん:50%超って…非アルコール飲料の価格、どうなってるんすか!?コーヒーが主力ってことは、輸出にも影響しそうっすね?
コネ姉さん:そうですわ。コーヒーは国内でも消費されるので、価格高騰は家計直撃ですの。輸出向けの価格上昇も期待できますが、インフレとのバランスが難しいところですわ。
ボス:ふむ…油や砂糖もかなり上がってるな。生活に欠かせん物ばかりだ。庶民の暮らしが大変だな。
コネ姉さん:ええ、油脂類は36.3%増、砂糖や蜂蜜も28.8%。調理に必須なものほど影響が大きいですから、実質的な購買力が大きく削がれてる状況ですわ。
セカくん:非食料品も16%台って相当っすよね。交通費32%超えって、何が原因なんすか?
コネ姉さん:燃料価格の上昇や通貨安による輸入コストの増加が影響してますの。エネルギー関連コストが全体を押し上げてるんですのよ。
ボス:それにしても、為替が127ブルから130ブルに…通貨も下がってるじゃないか。これはますます物価に影響しそうだな。
コネ姉さん:そうですわ。輸入品の価格が上がる要因になりますし、通貨安がインフレをさらに加速させる“悪循環”に入りつつある状態ですの。
セカくん:教育やホテルも2桁の上昇ってことは、生活だけじゃなくてサービスにも波及してるってことっすね。
コネ姉さん:その通りですわ。特に都市部では生活費全体が上がっており、中間層への影響も深刻ですのよ。
ボス:で、中央銀行はどうしてるんだ?金利とか政策で対応してるのか?
コネ姉さん:金融引き締めの方向性はあるものの、通貨安が続くと政策の効果が限定的になるリスクもありますわ。財政・金融の総合対策が必要な局面ですのよ。
セカくん:エチオピアって農業国のイメージだけど、輸入に頼ってる部分も多いってことっすか?
コネ姉さん:ええ、特にエネルギーや一部の加工食品は輸入依存度が高く、為替の影響を受けやすい構造になってますの。
ボス:なるほどな…物価がこんなに上がると、社会的な不満も出てきそうだな。安定維持が大変そうだ。
コネ姉さん:おっしゃる通りですわ。物価対策とあわせて、社会的支援やインフラ投資も求められる状況ですの。今後の政策動向に注目ですわよ!