3月の消費者物価指数上昇率、前年同月比1.03%、上昇に転じる

3月の消費者物価指数上昇率、前年同月比1.03%、上昇に転じる

インドネシア中央統計庁(BPS)が4月8日に発表した3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比1.03%で、2月のマイナス0.09%から反発した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:インドネシアの3月CPIは前年同月比で1.03%上昇、2月のマイナスから一転してプラスに転じたわね。これはラマダンによる需要増と、電気料金割引終了が影響しているのよ。

セカくん:なるほど!でもCPIの上昇率がインフレ目標圏(1.5~3.5%)の下限を下回ってるってのは、景気的にはどうなんすか?

ボス:ふむ…物価が上がったってことは、生活費が増えてるってことか?でも割引が終わっただけじゃないのか?

コネ姉さん:確かに影響は大きかったですわよ。特に「住宅・水道・電気・家庭用燃料」は2月にマイナス12.08%と大きく下落してたけど、3月はマイナス4.68%まで縮小。CPI押し上げ要因になったの。

セカくん:でもコアインフレ率は2.48%って安定してるっすよね!これってインドネシア中央銀行が金利動かさないって判断材料になるんじゃ?

ボス:コアインフレってのは、変動が激しい食品とかを除いたやつか。じゃあ安定してるなら、あまり慌てることもないのかもな。

コネ姉さん:その通りね。中銀も「コントロールされてる状態」と評価してるし、金融政策は様子見の姿勢を維持する可能性が高いと思うわ。

セカくん:でもラマダンって毎年あるイベントでしょ?それで物価が上下するってことは、季節要因も強いんすね?

ボス:毎年同じように値上がるとしたら、インフレってよりは一時的な上昇かもしれんな。電気の割引はもう終わったんだろ?

コネ姉さん:そうなの、3月で終了してるの。だから今後の物価動向は、電気料金が通常に戻った後のベースで見ていく必要があるわね。

セカくん:あ、そうなると来月以降のCPIの動きが注目ポイントっすね!特に食品価格が気になる…

ボス:まあ、物価が安定してるのはいいことだが…電気代が元に戻って国民の負担は増えてるってことだな。

コネ姉さん:だからこそ、政策的には購買力の維持が引き続き重要になってくるの。VAT引き上げも控えてるし、慎重な対応が求められるわね。

セカくん:インフレ目標圏を下回ってても、中長期で安定的に推移するってことが大事ってことっすね!勉強になる~!

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