米国通商代表部(USTR)は3月31日に公表した2025年版「外国貿易障壁報告書(NTE)」で、中国に関して、国・地域別で最多の48ページを充て、米国が問題視する政策や慣行を詳述した。

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コネ姉さん:
USTRの「2025年版外国貿易障壁報告書」では、中国に48ページも割かれていて、米国の懸念の深さがよく分かりますわ。特に過剰生産能力や重要鉱物の輸出規制が焦点ですのよ。
セカくん:
おおっ、過剰生産って鉄鋼とかアルミの話っすね?それって米国だけじゃなくて、他の国にも影響してそうっすよね?
ボス:
ふむ…中国の安い鉄やアルミが世界中に出回ってるってことか?それが米国の産業を苦しめてるのかね。
コネ姉さん:
そうですわ。中国の国策による非市場的支援で価格が下がりすぎ、他国の製造業が打撃を受けてるの。だから米国は232条関税で対抗してるんですの。
セカくん:
でも中国はその報復として別の関税とかかけ返してるってことっすよね?これ、いわゆる貿易戦争じゃないっすか!?
ボス:
それで結局どっちも損してるように見えるが…。話し合いで何とかならんのか?
コネ姉さん:
米中は一応「第1段階の合意」で協力しようとしたのですが、中国側の輸入額が目標に届かず、進展は限定的だったようですわ。今はその履行見直しのタイミングですの。
セカくん:
ガリウムとかゲルマニウムってレアメタルも規制対象っすよね?これってサプライチェーンにめちゃ影響あるんじゃないっすか?
ボス:
ほう…その辺はスマホとか電気自動車に使われる素材だったか。輸出規制されたら困る企業は多そうだな。
コネ姉さん:
ええ、それに中国の輸出規制は域外適用まで視野に入っていて、企業が知らずに巻き込まれるリスクがあるの。輸出管理コンプライアンスが重要ですわね。
セカくん:
じゃあ日本企業も無関係じゃないっすね…リスク評価とか法務対応の強化が必要ってことか〜。
ボス:
うむ、グローバルに取引してるなら、この手の報告書の内容をきちんと把握しておく必要があるというわけか。
コネ姉さん:
その通りですわ!今後の通商戦略を立てるには「非市場経済」「重要鉱物サプライチェーン」「報復関税」など、キーワードを押さえることがとっても重要ですのよ。