欧州理事会(EU首脳会議)は2024年12月19日、アントニオ・コスタ前ポルトガル首相が欧州理事会常任議長に就任し、EUが新体制に移行して以来、初となる会合をブリュッセルで開催し、総括を採択した。

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コネ姉さん:EUが新体制に移行して初めての首脳会議が開かれたわね。アントニオ・コスタ前ポルトガル首相が常任議長に就任して、ウクライナ支援や対米関係、中東情勢など重要な課題が議論されたわ。
セカくん:ウクライナ支援の話、気になります!防空システムや弾薬の供給を加盟国に呼びかけたってことは、具体的な行動に移すってことっすね?
コネ姉さん:その通りよ。特に、防空システムや弾薬の供給を迅速に進めることで、ウクライナの防衛力を支援する方針を再確認したの。それに加えて、2025年には約300億ユーロの財政支援を計画しているのも大きなポイントね。
ボス:ふむ…ウクライナ抜きでの和平交渉には反対という立場を取っているが、これはどんな意味があるんだ?
コネ姉さん:これは、ウクライナの主権を尊重する立場を明確にするものね。和平交渉の条件を決めるのは当事国であるウクライナであり、外部が押し付ける形の交渉には反対する姿勢を示しているわ。
セカくん:対米関係についても話題になったみたいだけど、トランプ次期大統領との関係はどうなりそうっすか?
コネ姉さん:コスタ議長もフォン・デア・ライエン委員長も、米国をEUの重要なパートナーと捉えているわ。特に、中国の過剰生産問題など、経済面での協力を重視しているの。ただ、具体的な方針はまだ打ち出されていないのよ。
ボス:ふむ…トランプ政権が再び始まると、米国の外交政策が変わる可能性もある。それに対してEUはどのように対応するのだろう?
コネ姉さん:それが焦点ね。トランプ氏は以前の政権で「アメリカ第一」を掲げ、EUとの関係に亀裂が生じたこともあったわ。今回は、より実利的な協議を続けることで関係を強化しようと考えているのよ。
セカくん:EUと米国が連携して中国やロシアに対応するのは重要ですね。でも、具体的な計画がないのはちょっと不安っす。
コネ姉さん:確かに。具体策がないのは不安材料だけど、加盟国の間で足並みを揃えることが優先されているの。これからの会議で詳細が詰められていくはずよ。
ボス:ふむ…中東情勢についても議論されたようだが、具体的な取り組みはまだこれからというわけか。
コネ姉さん:そうね。シリア情勢も含め、中東の不安定な状況に対するEUの対応はこれから議論が続くわ。まずはウクライナ支援が最優先という姿勢が示されたわね。