メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が12月6日に発表した統計によると、2024年1月から11月までの自動車生産台数は376万4,490台を記録した。11月単月の生産台数は35万1,535台で、INEGIに統計が残る2005年以降で最高の月別生産台数となった。
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コネ姉さん:
メキシコの自動車産業、記録的な生産台数を達成しているわね!2024年1月から11月の生産台数は376万台を超え、11月だけで35万台以上というのは驚異的だわ。
セカくん:
すごいっすね!米国向けのSUVやピックアップトラックが多いみたいですけど、なぜこんなに生産が伸びてるんですか?
コネ姉さん:
メキシコは、地理的に米国市場に近く、労働コストも比較的低いからよ。それに、完成車メーカーの稼働率が92%以上と非常に高いことも成長の要因ね。
ボス:
ふむ、ゼネラルモーターズや日産がトップを走っているようだが、トランプ次期政権の関税発言はどう影響するのだろう?
コネ姉さん:
追加関税が導入されると、メキシコで生産された車の米国輸出が影響を受ける可能性があるわ。特に主要輸出先が米国だけに、メーカーにとって大きな課題ね。
セカくん:
それってメキシコの自動車産業全体にダメージを与えますよね?何か対策はあるんですか?
コネ姉さん:
例えば、メキシコ政府と自動車業界が共同で交渉を進めたり、他の輸出先を開拓することが考えられるわ。内需の強化も一つの手ね。
ボス:
電気自動車(EV)の生産が増えていると聞いたが、これも成長の一因か?
コネ姉さん:
その通りよ。BEVの生産台数は2024年に20万台に迫る勢いだわ。さらに、国内販売でもEVやハイブリッド車が8%以上を占めていて、注目されているわね。
セカくん:
特にEVが売れている地域はどこなんですか?
コネ姉さん:
メキシコ市、メキシコ州、ヌエボレオン州、ハリスコ州の4つの州が全体の60%を占めているわ。これらの地域は経済規模が大きく、インフラも整っているのが理由ね。
ボス:
メキシコが記録を更新する勢いだが、過去最高の年間生産台数はどれくらいだったのか?
コネ姉さん:
2017年の約393万台が過去最高ね。今年はその記録を破り、400万台を超える可能性があるわ。
セカくん:
400万台超えたら、メキシコはもっと注目されそうっすね!でも、関税の問題が解決しないと不安ですよね。
コネ姉さん:
その通りね。ただ、メキシコの自動車産業は成長力があるから、柔軟に対応していく可能性も高いわ。これからの動向を見守るべきね。
ボス:
ふむ、米国との関係がカギになるが、他の市場やEV成長も視野に入れて戦略を練る必要がありそうだな。
コネ姉さん:
その通りよ!メキシコの自動車産業の動きが世界市場にも大きな影響を与えるから、これからも注目していきましょう!