OECDは12月4日、最新の「世界経済見通し」を発表し、2024年の世界経済の成長率(実質GDP伸び率)を3.2%、2025年と2026年はいずれも3.3%と予測した。前回(2024年9月)予測から、2024年は据え置き、2025年は0.1ポイントの上方修正となった。「世界経済は、大きな課題にもかかわらず、底堅さを維持する」と分析した。ヘッドラインインフレ(総合インフレ率)は、多くの国で中央銀行の目標に戻りつつあることを指摘。また、世界貿易は回復基調にあり、2024年通年の貿易量は3.6%の増加が予測されている。
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セカくん:おお、OECDの世界経済見通しが出たんすね!2024年の成長率は3.2%かあ。これってどういう意味なんすか?
コネ姉さん:世界全体の経済が3.2%成長すると予測されてるってことよ。これは、国々の経済活動が拡大しているけど、一部の課題もあるってことを示してるの。
ボス:ふむ…課題というと、具体的にはどんなものがあるんだ?
コネ姉さん:例えば、貿易政策の不確実性やインフレ対応ね。OECDも貿易制限が増えると輸入価格や生産コストが上がるって警告しているわ。
セカくん:でも、インフレは多くの国で中央銀行の目標に近づいてるんすよね?良い兆候じゃないっすか?
コネ姉さん:その通りね。インフレが落ち着けば消費が安定して、経済成長を支える要因になるわ。でも、バランスの取れた金融政策が必要よ。
ボス:なるほど…主要国の予測はどうなんだ?
コネ姉さん:米国は個人消費が好調で成長率が上方修正されたわ。2024年は2.8%、2025年は2.4%ね。ユーロ圏は政策金利引き下げの影響でやや改善、中国は輸出が成長を支えているけど、消費の低調や不動産問題が引き続き課題ね。
セカくん:それぞれの国で課題が違うんすね。日本はどうなんすか?
コネ姉さん:今回は特に日本の具体的な数字には触れていないわ。でも、他の先進国が政策金利を引き下げる中、日本は独自の金融政策を続けているわね。
ボス:ふむ…コーマン事務総長が挙げた教育やスキル開発の強化、規制緩和は、日本にも重要な話題だな。
セカくん:そうですね!世界経済全体のトレンドを見ながら、日本も未来への準備を進める必要があるっすね!