米国のドナルド・トランプ次期大統領は12月4日、トランプ政権1期目に国家通商会議委員長や通商製造業政策局長を務めたピーター・ナバロ氏をトランプ氏の上級顧問(通商・製造業担当)に指名すると発表した。
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コネ姉さん:トランプ次期大統領がピーター・ナバロ氏を通商・製造業担当の上級顧問に指名したわ。ナバロ氏は、トランプ政権1期目で貿易政策の中核を担っていて、中国の通商政策への批判でも知られているの。
セカくん:ナバロさんって、すごい影響力のある人っすね!どんな成果を上げたんすか?
コネ姉さん:1期目では、NAFTAを再交渉してUSMCAを成立させたり、米韓自由貿易協定(KORUS)の再交渉を進めたりしたわ。これらの協定で米国製品や雇用を守る措置を取ったの。
ボス:ふむ…彼の復帰は、再び「バイ・アメリカン」や「ハイヤー・アメリカン」が強化されることを意味するのだろうか?
コネ姉さん:その可能性が高いわ。トランプ氏も声明で、ナバロ氏がこの政策を粘り強く進めたと評価しているの。米国製品を優先する保護主義的な政策が再び前面に出るでしょうね。
セカくん:でも、彼って議事堂襲撃事件で問題を起こしてたって聞いたんすけど、その影響はないんすか?
コネ姉さん:確かに2021年の議事堂襲撃事件に関して召喚状を無視して収監されていたわ。でも、2024年に釈放されて、今はトランプ氏から信頼されているみたいね。
ボス:なるほど…。ただ、USTR(通商代表部)の影響力が低下するという報道もあるようだが、これはどういうことだ?
コネ姉さん:今回、商務長官に指名されたラトニック氏が関税や通商政策を主導する予定なの。それで、USTRの影響力が相対的に低下すると見られているわ。
セカくん:USTRが弱まると、貿易交渉とかに影響が出るんすか?誰が実質的に指揮を取るんすかね?
コネ姉さん:商務長官や財務長官が中心になると言われているわ。ただ、ジェミソン・グリア氏がUSTR代表に指名されているから、USTRも一定の役割は果たすはずよ。
ボス:ふむ…。この体制が今後の米国の通商政策にどのような影響を与えるか注目だな。特に中国や他国との関係がどう変わるかが鍵になる。
コネ姉さん:そうね!トランプ政権の通商政策が再び世界に大きな影響を与えることは間違いないわ。今後の政策展開をしっかり見守る必要があるわね。