【フィリピンで一番有名な日本人 “Fumiya”】があなたの商品をフィリピンで広めます

《フィリピンで一番有名な日本人 Fumiya》

静岡県浜松市で生まれた日本人が、異国の地フィリピンで熱狂的な支持を集めている。
「世界が尊敬する日本人 100 人」にも選出されたインフルエンサー/アーティスト Fumiya

2017 年にYouTube チャンネルを開設し、YouTubeにアップした動画がフィリピン人にヒットし、2018 年の国民的リアリティ番組へ日本人として初参加したことをきっかけに一気に知名度が爆発し、社会現象にも発展。
2021 年には Newsweek日本版 が選ぶ「世界が尊敬する日本人 100 人」に名を連ねた。

日本のエンタメをフィリピンへ届け、フィリピンの才能に正当な評価を。
そんな思いで走り続ける彼に、フィリピンのエンタメ市場と今後の活動に対する思いを聞いた。

Fumiya

M.S. LAB 取締役/ アーティスト・インフルエンサー
SNS総フォロワー数は800万人超
YouTubeTikTokInstagram

2017年、語学留学で初めてフィリピンに渡航。留学生活を映したYouTube動画が現地で話題となる。
2018年「Pinoy Big Brother: Otso」へ出演し、一躍国民的人気を獲得。その後、俳優・歌手・タレントとしてテレビや映画に多数出演し、日本とフィリピンの架け橋を目指して活動中。

企業スポンサーの商品を日常に自然に溶け込ませる手法で大きな反響を呼び、2024 年にはアーティスト名「FuMi」として楽曲リリースも開始。日本語・英語・タガログ語の 3 言語を操るコミュニケーション力で、若い世代を中心に絶大な支持を集める。

 


フィリピン初の“日本式ショートドラマ”で業界を変える

――現在、フィリピン展開を考えている企業との取り組みでは、どのようなケースが多いですか?

Fumiya:
最近、1番手応えを感じているのは、僕らが制作する“60秒のショートドラマ”にスポンサー企業の商品やサービスを組み込み、物語の中心要素としてコンテンツを制作し、視聴者に訴求するという手法ですね。
フィリピンで日本式ショートドラマを制作しているのは現状ほぼ僕たちだけで、しかも地上波主演経験のある俳優が出演する点が大きな差別化ポイントになっていると思います。その結果、スポンサー企業にも非常に喜んでいただいていて、今後もこの領域を伸ばしていきたいと考えています。


――ショートドラマを始めて、周りの反響っていうのはどうですか?

Fumiya:
日本では、SNS上で見れるドラマコンテンツってめっちゃ流行ってますけど、実際、フィリピンではまだまだ、という状況でして。
なので、間違いなく、僕たちしかやっている人はいないという状況です。さらに言えば、僕自身もそうなんですが、そのドラマコンテンツに出演する人って、一般の方というわけではなく、地上波で主演をやっている芸能人とかなんですよね。

そういったキャスティング含め、力を入れていることもあり、結構反響は大きいです。
ただの商品紹介ではなく、ストーリーの中で商品の紹介ができるので、自然に溶け込ませることもできて、見てくれている方々の反応を見ている感じ、とても商品を使うイメージを持ちやすいのかなという風に感じています。


――フィリピンにはなかったコンテンツ形式で挑戦しようと思った理由はなんですか?

Fumiya:
不安は少しはありましたが、2つの理由が大きいですね。
1つ目は、日本で流行っているコンテンツをフィリピンでも流行らせたいと思ったからです。僕たちM.S. LABという会社で「フィリピンと日本をエンタメで繋ぐ」というテーマで活動しているんですけど、自分たちのやりたいこととも合っていたし、フィリピンでも流行らせることができるなと感じたことが大きいですね。

2つ目はフィリピンの制作の無駄をなくしたい。俳優の可能性を広げたい。と思ったことです。
テレビ業界にいた経験もあるので、分かるんですけど、コンテンツ1つ創ることに対して無駄が多いなって思うことが多いんですよね。例えば、ドラマ1つ創ることに対して、スタッフの数が異常に多いんですよね。普通に100人以上いたりするんですよ。結果、人件費が多くなってしまって、演者に還元されないみたいなことが結構多かったりする。
僕としては、演者に還元されたり、演者が経済的に苦労せずに、才能を開花できる環境を創りたいなと思ったんですよね。
そうなった時に、ショートドラマとかですと、数名で制作できて、視聴者も多く、演者の良さも引き出せるコンテンツで、広がっていけば、業界としてのコンテンツ制作に対する考えが変わったり、演者が活躍できる場所が増えていくんじゃないかなと思っています。
ここに対するワクワクは大きいですね。

 

挑戦の現在地とエンタメで切り拓く未来

――そういった思いを持ち、活動している中で、実際に苦労していることはありますか?

Fumiya:
正直、めちゃめちゃ苦労してますね。
僕の想定では、今頃には週に3本以上のコンテンツが挙げられている状態を目指していたんですけど、今はまだ週に1本ぐらいが精一杯という状態ですね。
というのも、僕らは制作をフィリピンの人たちと行っているんですけど、彼らは「ショートドラマ」というものを知らないので、想像がしにくかったり、作り方が分からないっていう状況は多いんですよね。

ここは僕たちの方で、撮影・編集のノウハウを浸透させるのに時間がかかってますし、今も仕組みづくりには苦戦中ですが、公開本数は着実に増えてきています。


――今後の活動の中で、“こういうことをやり続けたい”や“Fumiとしてのアーティスト像”ってありますか?

Fumiya:
そうですね。やっぱり、僕としては日本のエンタメをフィリピンに持ってくる。であったり、フィリピンの良さと日本のエンタメを繋げるってことが最大のテーマなんですよね。
だからこそ、アーティスト『FuMi』としては、走り続けなければいけないし、日本のエンタメとフィリピンを掛け合わせて、面白いことを仕掛け続けていきたいと思っていますね。


――これまでの活動を通して、どんな企業との出会いを期待していますか?

Fumiya:
既にフィリピンに進出を進めている企業さんとの相性はいいなと感じることはあります。
というのも、既に展開を進めている企業さんの商品の「イメージ強化」が目的になるケースが多く、僕のキャラクターやショートドラマとの相性がよくて、成果も出やすいことが多いです。

一方で、これから参入を検討している企業さんとかだと、市場に0から広めていくフェーズになると思うんですけど、そこは強いわけではないので、今後、自分たちのできることを広めていく中でチャレンジしていきたいなと思っています。

 

エージェント契約の背景と今後の展望

――これまでにも所属などのオファーも多数あったと思いますが、なぜ今回エージェント契約という新たな一歩を踏み出されたのは、どのような心境の変化やきっかけがあったのでしょうか?

Fumiya:
COUXUさんは自分をアーティストとして尊重し、常に対等な立場で提案してくれる点が大きかったです。お互いの強みを補完し合える関係だと感じています。

 

――今後、この関係性を通して実現したいことや期待していることはありますか?

Fumiya:
ここは間違いなく言えることがあって、COUXUさんや大村さんは自分をアーティストとしてのFumiを見てくれて、クリエイティブを尊重し、常に対等な立場で提案してくれる点が大きいです。

僕の思いが乗らない案件については「やらないという選択肢」を持っていいと言ってくれましたし、自分の世界観を出すことに対して、本当にリスペクトしてくださっていることがありがたいなと感じています。

僕らはこれができる。COUXUさんはこれができる。っていうのが、お互いの弱みを補完し合えている関係性になっていると感じています。

 

――今後3年の中で達成したいことはありますか?

Fumiya:
目標だと、2つの視点があって、アーティストとしての『FuMi』とM.S. LABの『Fumiya』です。
FuMiとしては、フィリピンだけでなく、アジア諸国でもライブやイベントを開催したいです。“日本のエンタメを届ける立場”として各国のステージに立つのが目標です。
Fumiyaとしては、会社として動いているM.S. LABの思い描いている未来にあるもので、今はコンテンツをTikTokとかFacebookとかに挙げているんですけど、最終的には自分たちのプラットフォームを持ちたいなって考えています。

 

――最後に、日本企業へメッセージをお願いします。

Fumiya:
フィリピンという市場については、僕たちにしかできないことは、めちゃくちゃあると思います。エンタメという武器を持って、僕たちと一緒に面白いことを仕掛けられたらいいなと思います。

 


Fumiyaさんが語ったフィリピンのエンタメへの強い想いを胸に、私たちCOUXUは彼のエンターテインメントが日本とフィリピンをつなぐ架け橋となる、その未来を共に創り上げていきたいと考えています。

 

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