2024年上半期の貧困率が上昇、雇用悪化響く

2024年上半期の貧困率が上昇、雇用悪化響く

アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)は9月26日、世帯アンケート調査(EPH)の結果を発表した。2024年上半期の貧困率は52.9%で、2023年下半期に比べて11.2ポイント増、前年同期比で12.8ポイント増となった。極貧率は18.1%で、前期比6.2ポイント増、前年同期比8.8ポイント増だった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん アルゼンチンで貧困率が52.9%に達したニュースは驚きですよね。特に0〜14歳の子どもたちの貧困率が66.1%にもなるなんて、かなり深刻っすね。

コネ姉さん そうね、通貨切り下げや財政緊縮策が影響して、収入が減り、物価も上昇したことで生活が苦しくなっているのよ。貧困ラインの基準が他国より高いことへの批判もあるけど、生活の実態が悪化しているのは確かね。

ボス 新政権が発足してからすぐの政策変更で、こんなに影響が出るものなのか?インフレも進んでいると聞いたが、それも一因なのか?

コネ姉さん その通りよ。新政権はマクロ経済の安定を目指して、通貨の切り下げや緊縮策を取ったけど、急激なインフレで購買力が低下してしまったの。今では多くの家庭が生活費に困っている状況ね。

セカくん 1世帯あたりの食料や生活費の基準額が高いことも影響してるみたいですね。でも、基礎的支出額が実際に収入を上回っている現状だと、生活が厳しいのは間違いなさそうです。

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