米国のロサンゼルス港は10月18日、2024年9月の貨物取扱量を発表した。同月の取扱量は95万4,706TEU(1TEUは20フィートコンテナ換算)となり、前年同月比27%増加した。この数字は大きな混雑が見られた2021年の90万3,864TEUや2020年の88万3,624TEUを上回り、9月としての取扱量の記録を更新した。


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コネ姉さん:ロサンゼルス港の2024年9月の貨物取扱量が95万4,706TEUと、前年同月比で27%増加し、過去最高を記録したわ!これは2021年や2020年の記録も上回る結果ね。
セカくん:過去最高ってすごいっすね!特に7~9月の取扱量が四半期としても過去最高になったって、どんな要因があるんすか?
ボス:ふむ…東海岸の労使交渉の停滞や紅海問題が西海岸へのシフトを促したことが一因か。それに小売りの堅調さも影響しているようだな。
コネ姉さん:そうね。全米小売業協会のシェイ会長も「年末商戦のホリデーショッピングが好調なはず」と期待を示しているわ。大統領選挙による関税引き上げリスクもあって、2024年後半に輸入量が増える可能性があるとも指摘されているの。
セカくん:大統領選挙が港の貨物量に影響を与えるなんて面白いっすね!でも、混雑も心配っすね。平均停泊日数が9日以上に増えてるって話っすか?
コネ姉さん:その通りよ。以前は4日間だったのが2年ぶりに9日以上に延びているわ。ただ、セロカ事務局長は鉄道待ちの停泊時間の増加が港の運営には大きな影響を与えていないと強調しているわね。
ボス:とはいえ、鉄道の混雑が続けば、港全体の効率に悪影響が出るかもしれんな。